Sinn Watches at Work
 
 
ラファエル・ツェラー、EZM9.TESTAFとともに2014フルダチャレンジに挑む
   
沈没船ダイバーとU1000
   
グライダーの世界チャンピオン、スザンヌ・ショデル
   
エクストリームスポーツマン
ラファエル・ツェラーとU1000.S
   
アルブド・フックスと世界探検
   
スタントパイロット、ラルフ・ニーバーガル
 
過酷な気象条件でも信頼できる時計、ティム・トンプソン
 
パタゴニアで実証、頼れる旅の友、クリスチャン・モゼー
 
ヨルグ・ニルマンの特別な旅
 
極寒耐久レース"Yukon Arctic Ultra"
 
 

グライダーで世界を席巻
356.SA.FLIEGER.UTCを身に着けた世界チャンピオン スザンヌ・ショデル



計器を一瞥して空を見上げる。ゴーサインとともに曳航用飛行機がスタートしグライダーを600メートルの高さまでけん引する。グライダーパイロット、スザンヌ・ショデルは上昇気流をキャッチし、空を舞う。

スザンヌ・ショデルはランゲンゼルボルトにあるヘッセン・アエロクラブに所属しています。このクラブでは、2009 - 2011年女子世界チャンピオン、2010年からはドイツチャンピオンを輩出しています。2011年11月、彼女はフリー・トライアングル・ディスタンス部門で女性では初めて1,062kmを飛行し世界記録を樹立しました。この挑戦はナミビアで行われましたが、彼女は気温40℃の中で9時間もグライダーを操縦しました。アフリカの上層雲にめぐまれ上昇気流に乗って高度4,000メートルまで上昇しました。ドイツでグライダーの長距離飛行といえば、1,500 ? 2,000メートルの高さで飛ぶのが普通です。
 
長距離飛行へのあこがれ
1972年に生まれたスザンヌ・ショデルがグライダーに目覚めたのは23歳のときで、比較的遅いスタートでした。1995年、彼女はマインツ-フィンセン飛行場で2シーター・グライダーに乗り、この時が人生のターニングポイントだったと後に語っています。この時初めて味わった雲とのランデブーは、若いころ夢中になったウインドサーフィンを思い起こさせました。エンジンなしで自然の力だけでぐんぐん空を飛ぶ - この興奮はまさに彼女が追い求めていたものでした。

現在、彼女は経験を積んだパイロットとして2006年からはトレーナーとしても活躍しています。仕事の合間に天気が良ければ、自分の白いグライダーに乗り込んでランゲンゼルボルトから飛び立ち、谷や丘、川の上空を飛行します。空に浮かぶ雲のパノラマが息を呑む美しさです。空から眺める地上はまるでミニチュアのように広がり、地形の変化によって発生する上昇気流を利用し自然の力だけに頼って飛ぶ、これこそスザンヌ・ショデルが夢中になるグライダー長距離飛行の醍醐味です。なじみの薄いテリトリーを飛行するときは、困難に直面したり、興奮や期待でいっぱいになることもあります。さらに、グライダー飛行は究極の野外スポーツで、とくに天気や場外着陸のことになると、どんな局面が待ち受けているのか予測不可能です。しかし、夕暮れ時に飛行場へ向けて飛んでいるとき、日没のグラデーションに染まっていく地上を見るたびに、そんな杞憂も喜びと感謝にかわってしまうのです。


グライダーパイロット、スザンヌ・ショデル。 2009 , 2011年の女子世界チャンピオン、2010年女子ドイツチャンピオン、ドイツ、ナショナルチームメンバー。
 
専門知識と安全確保
グライダーは風の力だけで飛ぶものと勘違いされているようですが、実は温暖気流が最も飛行を左右する要素です。いわゆる上昇気流のことで、このエネルギーによって高度、速度、そして飛行距離が決定づけられるのです。飛行中スザンヌ・ショデルは、グライダーの反応を見ながら周囲の状況と計器類に常に注意をはらいます。 航空法、航空工学、計測機器、気象学、空気力学、航行術等の専門知識も必要です。強靭な肉体と途切れない集中力も不可欠です。また、空気があるから呼吸ができるということ、そして人間は地上の生き物で、自分で飛ぶ力はないのだということ、これは安全第一を心がけるパイロットなら決して忘れてはならないことです。 スザンヌ・ショデルは上空では自分しか頼るものがありませんが、地上ではリトリーブ担当のイングリッド・ブレッヒャーや飛行技術のエキスパート、ウォルター・イーゼルなど経験豊かでプロフェッショナルな仲間にめぐまれています。彼らは常に冷静で、とくに大会中はスザンヌを外部の喧騒から守ってくれます。

2010年、スザンヌ・ショデルがナミビアで世界記録を樹立した記念に植えられた椰子の木。この年、彼女はフリー・トライアングル・ディスタンス部門で世界記録を更新した。
 
マルチ機能満載の時計 356.SA.FLIEGER.UTC
離着陸やフライト時にテクノロジーは重要な役目を果たします。スザンヌ・ショデルにはもうひとつ大切にしているものがあります。フライト時にいつも身に着けている356.SA.FLIEGER.UTCです。彼女にとってジンとの出会いは 2004年に同僚パイロットのアンジェリカ・マキネックから勧められたことでした。さらに、コーネン・ドイチュラント主催の「ピンク・タイ・ボール」というイベントでもSinnに接する機会がありました。コーネン・ドイチュラントは乳がん治療を支援している団体です。ジンはこのイベントを協賛し、フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチを寄贈しています。スザンヌが使用している356.SA.FLIEGER.UTCはチームメンバーのウォルター・イーゼルから贈られたもので、2008年以来長距離飛行や大会時にも常に手首に着けているクロノグラフです。そのなかでもとくに実用的な機能は、彼女が時刻を瞬時に変換するときに使用するUTC機能です。飛行時間はログとフライトブックに記録しますが、協定世界時で表記しなければなりません。第二時間帯を設定するとき、彼女は計算することなく一瞬でUTCをはじき出すので手間取ることがありません。またクロノグラフ機能は、制限時間を設定し残りの距離を飛行するのにあとどれだけ時間が残っているのかを予測するため、大会時には重宝しています。
356.FLIEGER.UTC
 
世界大会での自己ベスト
彼女が356.SA.FLIEGER.UTCを愛用する理由を象徴する一例をご紹介しましょう。それは2012年テキサス州ウバルデで開催された世界大会でのことでした。悪天候のためスザンヌ・ショデルはスタートから出遅れて、飛行ルート上でも悪条件に見舞われ貴重な時間を失ってしまいました。最終ランディング予定時刻は午後8時8分で、この時刻を過ぎて飛行した距離はカウントされません。また公式に昼光として定められているのは午後8時23分までで、この時刻を過ぎて着陸すると追加でペナルティが加算されるため、なんとしてもこの時刻までに着陸しなければなりません。スザンヌ・ショデルが最後の温暖気流をキャッチしたとき、残り時間を356.SA.FLIEGER.UTCでチェックしました。温暖気流が長く続いてくれないとウバルデの滑走路に8:23までに着陸できません。チームキャプテンもそれを心配して無線で彼女に残り時間を連絡してきました。誰もがあきらめかけて不時着する場所を検討し始めた時、彼女は飛行を続行することを決断しました。愛用の時計で時間をチェックしながら滑走路にタッチダウンしたのは8:22、制限時刻ぎりぎりでした。356.SA.FLIEGER.UTCは正確に時間を計測し、見事にその役割を果たしたのです。この大会への参加者は計98名で、その中で女性パイロットはスザンヌ・ショデルを含めたったの3名でした。彼女のこの時の平均速度は時速143kmで、自己ベストを更新しました。パイロットがトレーニング時期を含めて最後のフライトまで飛行する距離は800,000kmを超えると言われています。まさに地球と月を往復する距離です。

上記は彼女がいかに356.SA.FLIEGER.UTCを信頼し愛用しているかを示すエピソードですが、これ以外にも彼女がこの時計をさらに信頼するようになった理由がふたつあります。それは、過去の彼女の飛行スタイルに関係しています。GPSが搭載されるまでは、彼女は時計を使って時間と速度を計測しており、それは彼女が今でも356.SA.FLIEGER.UTCを使って継続して行っていることです。あとひとつの理由は、電源障害が起きてすべての計器が止まってしまっても、腕時計(とパラシュートも!) さえあれば非常事態を切り抜けることができて安心してフライトに臨めるということです。356.SA.FLIEGER.UTCはクラフトマンシップが感じられる外装も美しく、電池が切れると引出にしまわれてしまう時計とは違い、機能と外観どちらも一流と呼ぶにふさわしい時計です。

時計業界にはジンよりもっと有名で派手に宣伝広告を出しているブランドも数多くありますが、それらの商品とジンの時計を比べた結果、スザンヌ・ショデルはあるひとつの見解に達しました。それは、ジンの時計は巨額を投じて宣伝しなくても十分市場で認められるクオリティを誇り、品質および耐久性についてどのメーカーの製品よりも信頼できるということです。2008年以来、ずっとスザンヌ・ショデルの右腕として活躍してきた356.SA.FLIEGER.UTC。彼女はこれから先も信頼できるパートナーとしてずっとこの時計を使い続けていきたいと語っています。

※日本では強化アクリル風防を搭載した「356.FLIEGER.UTC」のみを販売しています。
 
   
 
   
   
Copyright c HOTTA CORPORATION All Rights Reserved.