After Serviceアフターサービス

オーバーホールの流れ

  1. 修理依頼
  2. 受付・見積り
  3. 分解
  4. 洗浄
  5. ムーブメントの組み立て
  6. タイミング調整
  7. ケースの組み立てと防水検査
  8. ランニングテスト
  9. お渡し

1.修理依頼

オーバーホールのご依頼は、ご購入先かその他のジンの国内正規販売店に時計と保証書を併せてお持ちください。

修理依頼

2.受付・見積り

お預かりした時計は、正規修理センターに送られます。
センターでは、修理履歴、時計の各機能や外装の傷のチェックを行い、時計の現在の状態を確認します。
また、時計の裏蓋を開け、機械の状態も確認し、不具合箇所や交換が必要な部品などを特定。その後、お見積書を作成し、お持ち込みいただいたお店を通じてお客様に内容と料金をご確認、ご了承いただいたうえで、オーバーオールを開始します。

受付・見積り 受付・見積り

3.分解

外装部品およびムーブメントを分解し、パーツのひとつひとつを点検します。磨耗や破損している部品は必要に応じて交換いたします。

分解 分解

4.洗浄

分解した部品を外装部品、内装部品に分けてそれぞれ専用の洗浄液を用い超音波洗浄器で汚れを洗い落とします。強化アクリル風防搭載の時計は洗浄の前に、技術者が軽く傷を落とします。

洗浄 洗浄

5.ムーブメントの組み立て

分解したムーブメントの部品を、数種類のオイルを決められた場所に注油しながら再び組み立てていきます。
ジンの特殊オイル66-228を使用しているモデルには、このオイルを指定箇所に注油しながら組み立てます。

ムーブメントの組み立て ムーブメントの組み立て

6.タイミング調整

組み上げたムーブメントの精度を検査し、タイミングを調整します。ダイヤルを上向きにしたり、腕を下げているときのリューズを下向きにしたポジションなど、様々な条件で偏差を測定し、調整を行います。

タイミング調整

7.ケースの組み立てと防水検査

外装の組み立てを行いムーブメントをセットし、防水検査を行います。 ケーシングの際には必要に応じてパッキンを交換いたします。これは、ジンが採用している特別なパッキンです。また、Arドライテクノロジー搭載モデルは、この段階でプロテクトガスを充填し、ドライカプセルの交換を行います。

ケースの組み立てと防水検査 ケースの組み立てと防水検査 ケースの組み立てと防水検査

8.ランニングテスト

時計の精度や駆動時間などを確認するために、数日間にわたり検査を行います。最終調整と各機能の確認を行いオーバーホールは完了です。

ランニングテスト

9.お渡し

修理明細書を作成し、お預かりしたお店を通じて時計をご返却いたします。