Columnコラム
共有する時代の新しいスタイル
シェアウォッチはジンにお任せ!
変化のスピードが増す現代において、モノの価値は「所有」から「共有」へとシフトしており、腕時計に限らず車やファッション業界においても最近のニュースや記事で「シェア」という言葉を見かけることが多くなりました。そんな中、夫婦やパートナーで1本の腕時計を共有する”シェアウォッチ”というスタイルが、今注目されています。実用性と耐久性を兼ね備え、ブランド独自のテクノロジーや素材を搭載した時計を得意とするドイツのSinn(ジン)は、この新たな価値観にも自然にフィット。このコラムでは、シェアウォッチのメリットや購入のポイント、Sinn(ジン)でおすすめのシェアウォッチをご紹介。Sinn(ジン)の機能美とシンブルな仕上げ、シェアウォッチにマッチするユニセックスなSinn(ジン)のデザインは、ふたりの手元をスマートに彩り、毎日に確かな時間をもたらしてくれます。

シェアウォッチとは?
そのメリットとは?
シェアウォッチとは、夫婦や恋人など、信頼と絆で結ばれたふたりが1本の腕時計を共有し、日々の暮らしの中でともに時を刻む、new classicなスタイルです。交互に身に着けたり、その日の予定やファッションに合わせて使い分けたりすることで、時計がふたりの生活に寄り添うアナログな存在になります。単なるアクセサリーではなく、時間をともにする象徴として、ふたりの絆を体感させてくれるアイテムです。
近年、腕時計は単なる道具ではなく、自分らしさや審美眼を表現する存在へと進化しています。Sinn(ジン)でもEZMシリーズなどのプロフェッショナル向けに独自のジン・テクノロジーを搭載した多様な機能を備えたモデルで、一線を画す腕時計が人気を高めています。一方で、上質なタイムピースは年々その価値を高めており、慎重な購入判断が求められる時代でもあります。だからこそ、ひとつの洗練された時計をふたりで持つという発想は、理にかなった選択肢といえます。
シェアウォッチ選びのポイントとジンの時計
ひとつの腕時計をふたりで使うシェアウォッチだからこそ、デザインや素材、サイズ感、機能性に加えて、ライフスタイルや好みのバランスにも配慮した選び方が大切です。長く心地よくシェアできる1本を見つけるためのポイントは以下の通りで、Sinn(ジン)の腕時計はそれぞれの項目において信頼性と実用性の高い腕時計が揃っています。
1. まずはサイズ感
ふたりの手首に自然に馴染む絶妙なサイズを選ぶことが、快適な着用感と見た目の美しさの両立につながります。大きすぎず小さすぎない中間サイズが理想的です。一般的にはユニセックスカテゴリーに対応するケース直径38mmを中心とした36mm~40mmが目安で、Sinn(ジン)のコレクションにはこのサイズの選択肢がたくさんあります。


2025年秋の新作「556 Ice Blue」
男性の腕にも女性の腕にも着け心地のよい
サイズです
2. ふたりの好み
長くシェアするためには、どちらか一方だけでなく、ふたりの好みや価値観にフィットするデザインを選ぶことがシェアウォッチにとっては重要です。事前にテイストのすり合わせをしておくのがおおすめです。Sinn(ジン)のコレクションには機能性が高い計測機能を搭載したパイロットクロノグラフ、シンプルですが耐久性の高いパイロットウォッチ、究極のミッションに就く特殊部隊向けのSinn(ジン)ならではのミッションタイマーEZMシリーズ、300mから5,000mまでの高い耐久性を誇るダイバーズウォッチ、第二時間帯や第三時間帯までの表示を備えたフランクフルト・ファイナンシャルシリーズなど、実に多彩な腕時計が揃っています。
3. 普遍的なデザイン
トレンドに左右されにくいシンプルでタイムレスなデザインは、どんなシーンにも合わせやすく、飽きずに長く使える魅力があり、シェアウォッチには最適です。過度にフェミニンまたはマスキュリン過ぎない、洗練されたデザインが理想です。この分野はSinn(ジン)の得意とするところ。Sinn(ジン)の腕時計は、ドイツのスマートで質実剛健で高い品質を求めるものづくりの姿勢をベースに、Sinn(ジン)の時計製作の哲学である「使うためだけの時計」をモットーに作られており、シェアウォッチを選ぶ初めての方にも安心してお使いいただける、長く使い続けられる普遍的なデザインが自慢です。
男性にも女性にも人気の高いモデル「556」
4. 高い耐久性
毎日使うものだからこそ、シェアウォッチには防水性や磁気からの干渉を防ぐ耐磁性といった実用面も重要です。高い耐久性を備えたモデルなら、ふたりの様々なライフスタイルにも安心して対応できます。Sinn(ジン)が準拠するドイツ工業規格DINは世界最高水準を誇ります。その高い信頼性と最高水準を誇る規格内容を持つドイツ工業規格の中で、耐磁性、防水性能においてSinn(ジン)はすべての腕時計がこれに準拠しており、ダイバーズウォッチにおいては潜水用安全基準規格 DIN8306にも適合しています。
5. ベルトタイプ
手首周りのサイズが異なるふたりが1本の時計をシェアする場合は、ベルトの付け替えといった面倒な作業の必要がなく、サイズ調整がしやすいレザーストラップはシェアしやすさの観点からも人気です。Sinn(ジン)は、それぞれのモデルにベルトバリエーションも豊富なので、シェアウォッチのためのベルトをふたりでじっくり吟味することができます。


写真下:モデル「556 Sand」
この写真以外にも、ラグ幅 20mm の時計には
付け替え可能なベルトがたくさんあります
ジンからシェアにおすすめの
腕時計
色で選ぶニュアンスカラーが美しい
シェアウォッチ
シェアウォッチを選ぶ際に色を基準にすることは、個々のスタイルや個性を表現するための重要なポイントです。特に腕時計は毎日身につけるアナログアイテムで、ベルトや色選びがコーディネートの鍵となります。暖色系や寒色系の色味のある腕時計はファッションのアクセントとして活躍し、個性を際立たせることができます。一方、ツール感のあるシックな黒ベースのアナログ腕時計は、ビジネスシーンやフォーマルな場面での信頼感を演出します。
ブラックダイヤルが多いSinn(ジン)のコレクションの中でも、人気の高い556シリーズに2025年誕生した新作は、ニュアンスのあるカラーダイヤルが特徴です。Sinn(ジン)のパイロットウォッチには珍しいギョーシェ彫りを施した文字盤が、腕時計にクラシックで高級感のある印象を与えているモデルで、シェアウォッチにはおすすめです。ケース直径38.5mm、厚さ11mmという556シリーズのサイズは着け心地がよいとユーザー様から多くの反応が寄せられており、ジンでは女性にも多くご購入いただいているシリーズです。このシリーズはスタッフの着用率も高く、Sinn(ジン)のラインナップ全体の上位人気を誇ります。
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Ice Blue
(556 アイスブルー) -

Mauve
(556 モーブ) -

Sage
(556 セージ) -

Sand
(556 サンド)
これら4種類の腕時計の文字盤は
自然の色から着想を得たナチュラルな
パステルカラーを採用しています。

アイスブルー
白い雪が積もり、氷となり、やがてできる氷河のように澄み切った淡い青色。クリーンでモダンな印象を演出し、時計ケースやブレスレット素材のステンレススチール色との相性がよく、軽やかで知的な雰囲気を漂わせます。シェアウォッチとして、ビジネスにもカジュアルにも馴染む、洗練された万能カラーです。

モーブ
ゼニアオイの花の色に由来する19世紀半ばに発見された合成染料「モーベイン(Mauveine)」が語源の紫を帯びたややグレーがかった淡いピンク色。控えめながらも上質な華やかさを持ち、落ち着いた輝きで文字盤に深みをもたらします。派手さではなく「品のある個性」を感じさせる、大人のためのカラーはシェアウォッチにぴったりです。

セージ
「ヤクヨウサルビア」と呼ばれるハーブで、抗菌、抗酸化、消化促進などの効果がある植物です。わずかにグレーを帯びた柔らかなグリーンで、派手さを抑えた穏やかな色調が、自然の安らぎと洗練された都会的な雰囲気を同時に感じさせます。ドイツのSinn(ジン)が作る美しいセージグリーンは、文字盤に落ち着いた存在感をもたらします。

サンド
ニュートラルで温かみのある淡いベージュトーン。砂浜の柔らかな色合いを思わせる、穏やかでナチュラルな印象が特徴です。時計の文字盤に用いることで、落ち着きと軽やかさを同時に演出し、日常のカジュアルからフォーマルまで、男女問わずどんなスタイルにも自然に馴染みます。


ギョーシェ彫りが美しい文字盤
精密な動きを見ることができます
暗所での視認性も確保されています
また、ブラックダイヤルが基本のこのシリーズの中には、ブラックの文字盤ながら赤い秒針を採用した「556.I.RS」や「556.A.RS」といったモデルがあり、この赤い針が女性にも人気です。
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556.I.RS -

556.A.RS
ジンの機能性を重視した
パイロットウォッチ
Sinn(ジン)の時計を選ぶなら真骨頂であるパイロットクロノグラフを、という方におすすめするシェアウォッチはこちら。356.FLIEGERシリーズは、計測機能を備えたパイロットクロノグラフでありながらケース直径38.5mmという腕にとても馴染みやすい腕時計です。ドイツでも日本でも、女性スタッフの着用率が高いパイロットクロノグラフです。多くの航空愛好家やプロフェッショナルに支持されているSinn(ジン)のこのシリーズは機能性と美しさを両立させたパイロットウォッチで、文字盤のバリエーションが多いこともシェアウォッチとしてのおすすめポイントのひとつです。文字盤によってサファイアクリスタルを備えたものと強化アクリルを備えたモデルがありますので、おふたりでその見た目や質感の違いなどを知り、素材選びをじっくり行うことをおすすめします。
356.SA.FLIEGER.III


356.SA.FLIEGER.II


356.FLIEGER.KLLASSIK.AS.E


装着感を求めた時計選びには
腕時計を選ぶ際に装着感を重視することは、日常の快適な体感を大きく左右します。シェアウォッチでは手首の大きさに合ったケースサイズを選ぶことはフィット感を高めるうえで重要ですが、時計の重さも大きなポイントです。軽量モデルは手首への負担を軽減し、長時間の装着でも疲れにくいため、初めての購入にもおすすめです。Sinn(ジン)のコレクションの中にはチタンを採用した時計があります。ステンレススチールの比重が7.9に対し、チタン合金は4.8と軽量でありながら同等の耐久性を備え、重量を約60%に抑えています。
Sinn(ジン)のT50シリーズは、前出の直径38.5mmのケースを持つ556シリーズや356シリーズに比べケース直径は41mmですが、時計本体の重量は556の約65g、356の約71~75gに対してモデルT50は約53gで圧倒的な軽さを誇ります。デザイン面では回転ベゼルがある分、文字盤は556や356よりわずかに小さく、コンパクトに見えるシンプルなアナログスタイルのダイバーズウォッチに仕上げられています。500mの防水性能を備えているため、水泳やキャンプはもちろん旅先での大雨にも高い信頼性と安心感を提供します。アクティブなカップルには最適なSinn(ジン)ならではのシェアウォッチとなるでしょう。
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T50 -

T50.GBDR
ドイツ製アナログ時計であるツール感の高いオールチタン製のモデルT50に比べ、Sinn(ジン)が開発したゴールドブロンズ125製ベゼルとチタンを組み合わせたT50.GBDRは、Sinn(ジン)のテクノロジーとシンプルなデザインが調和したやわらかい印象を醸し出すダイバーズウォッチです。重量は約58gと、シェアウォッチとしてはおすすめの小ぶりな体感を実現する時計です。シリコンベルトが付けられていることが多いSinn(ジン)のT50シリーズですが、シェアウォッチとして想定するなら、共有しやすさを重視しテキスタイルストラップのバリエーションが最適です。また、取り付けサイズは20mmですので、前出の556シリーズや356シリーズに装着可能なベルトはすべて共用できます。


3つの視点からSinn(ジン)の新作を含むおすすめモデルをご紹介してきましたが、これはあくまでも一例です。大きな腕時計を好まれる方、多機能なパイロットウォッチを好まれる方、アナログなダイバーズウォッチを好まれる方、シンプル イズ ベストの方、好みのデザインや機能は人それぞれ。しかし、シェアウォッチとしてどのモデルを選んでも変わらないのが、Sinn(ジン)が誇る信頼性と耐久性です。大切なのは、互いの価値観を重ねながら、その一本を選ぶ時間そのもの。確かな技術に裏打ちされたドイツ製時計を共に選び、共に使うことで、二人の間にも揺るぎない”信頼”が刻まれていく・・・・それが、Sinn(ジン)が考える時間の共有です。ぜひこの機会に、Sinn(ジン)のシェアウォッチで新しいスタイルを楽しんでみてください。