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バーゼルワールド2019 現地レポート

今年も、3月21日よりスイスのバーゼル=シュタット準州の州都であるバーゼルにて 「BASELWORLD」が開催され、3月26日に無事終了いたしました。
ジンは会場のメインホール2階で新作を発表いたしました。
公式サイトの新作ページとは別に、ここではメルマガ購読者の方だけに現地レポートを公開します。

写真左上から、バーゼルが開催される最寄りの駅、バーゼルSBB。ここからトラムに乗ってMesse Platzへ。トラムは会場正面に着きます。今年はやや来場者が少なめでした。

ジンのブースはメインホールの2階にあります。
入り口にはロゴとともに『エンドユーザーを歓迎します』のメッセージが。

今年もUXを入れた水槽のディスプレイがありました。片方はオイルを充填した通常のUXが、もう片方はオイルを充填していないUXが付けられています。

すでに公式サイトの新作ページをご覧いただいているかと思いますが、ジンでは以下の6モデルを発表いたしました。それぞれのモデルのバックグラウンドにつきましては、また別の機会にご案内いたしますので、ここではディテールカットなどをご覧ください。

新作 206.ARKTIS.II

コンセプチュアルでジンらしい新作です。

ライトブルーのダイヤルは、もとになった203と同様ですが、プッシャーはねじ込み式から非ねじ込み式に変更になっています。厚いダイビンググローブをした手ではねじ込みを解除するのは容易ではありません。非ねじ込み式にすることで、操作性が格段に上がっています。このモデルは水中でのクロノグラフ操作が可能です。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/206.arktis.2/

新作 206.ST.AR

203の流れをくむ新作206シリーズは300m防水とドライテクノロジーを搭載したダイバーズウォッチです。マイナス45までの極地対応の206.ARKTIS.IIと、このブラックダイヤルのモデルがあります。このモデルもクロノグラフの水中操作が可能です。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/206.st.ar/

新作 104.ST.SA.A.G

レギュラーのブラックダイヤル、ホワイトダイヤルや昨年末発売したグレーやブルーダイヤルに加え、このバーゼルでは500本限定のグリーンダイヤルが登場しました。メタリックグリーンのダイヤルは、黒に近い色から鮮やかなグリーンまで、見る角度や光の強さによって、色合いが変わります。ヴィンテージカーのようなクラシックな色合いに、キラキラとした細かな光が他にはない個性的なダイヤルカラーです。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/104.st.sa.a.g/

新作 6012.RG.JUB

シリーズ誕生20年を記念したアニバーサリーモデルで、世界で50本のみのローズゴールドモデルです。60分積算計を備えたクロノグラフやフルカレンダー表示に加え、6時位置にムーンフェイズ表示を搭載しています。このムーンディスクは、天然のマザー・オブ・パールなので、小さな部分ですが、独自の表情を湛えます。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/6012.rg.jub/

新作 6012

アニバーサリーモデル6012.RG.JUBのステンレススチール製レギュラーモデルです。ローズゴールドモデル同様に、ムーンフェイズはマザー・オブ・パール製です。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/6012/

新作 6099.B

こちらは直径41.5mmのレギュラーモデル6099に誕生した、限定のブルーダイヤルモデルです。フランクフルト・ファイナンシャルシリーズ20周年記念モデルの一つです。世界限定200本。シースルーバックの裏蓋から見えるローターにはフランクフルトの摩天楼が彫刻されています。フランクフルトでは、この摩天楼を、ニューヨークのマンハッタンならぬ"マインハッタン"と呼んでいるそうです。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/6099.b/

会場にいるCEOのシュミットには連日、多くの来客があります。その合間をぬって、新作について聞いてみました。詳細は後日お伝えすることにして、今年の新作6モデルの中で、どのモデルがイチオシか聞いたところ、今年はどれもが重要なモデルなので選ぶのが難しいとのこと。でも実は、いつもシュミットにとっての押しのモデルは彼の腕にあります。今年のバーゼル期間中、彼が腕にしていたのは、日本で昨年から今年年初にかけて発売した1800.DAMASZENERでした。素材からケースの加工、ジン・テクノロジーなど、こだわり抜いて作られたモデルで、パイロットウォッチやダイバーズウォッチなどのスポーツモデルがお馴染みの皆さんにとっては、少しジンらしくないモデルと感じるかもしれませんが、その作りやこだわりは、いかにもジンらしいモデルなのです。

モデルの仕様等はこちら
https://sinn-japan.jp/product/1800.damaszener/

ここからはジンのスタッフや、ご来場者のジンの時計のスナップ写真をご紹介します。ブースにはジンファンの方も連日たくさんご来場いただき、EZM12を使用している救命救急士のマーティン・レイトル氏もいらっしゃいました。

今年もジンのブースにはメディアや国内外の時計店の方々、ヨーロッパからのエンドユーザーが多数ご来場くださいました。モデルによって、初夏から秋にかけて、日本にも新作が入荷いたしますので、どうぞお楽しみに!そして数量の少ない限定モデルなどもありますので、今後のニュースレターも、どうぞお見逃しなく!