New Release Winter 20192019年冬、待望の新作をご紹介します
今回は、9月の発表以来、時計専門店、ユーザーの皆様、メディアなど各方面でご好評をいただいている日本企画によるミリタリーシリーズの第3弾「Military Type IV/ミリタリー タイプIV」をご紹介いたします。
日本企画によるミリタリーシリーズの第3弾
このモデルは2009年にシリーズのファーストモデルが誕生した日本企画による“ミリタリーシリーズ”の第3弾です。第3弾なのに『IV(4)?』と思われるかもしれませんが、実は、もともと『ジン=ミリタリー』という当時のイメージから、通常のジンのオリジナルコレクションを『I(1)』ととらえていたため、ファーストモデルは『II(2)』からスタートしているのです。2009年のクロノグラフ、2013年の三針モデルに続き、2019年に誕生したのが、この“Military Type IV”です。
先日、『このモデルの三針タイプは出るのか?』というお問い合わせをいただきましたが、現時点ではその企画はありません。お馴染みのジン・テクノロジーを搭載した“Military Type II”や“Military Type III”に対し、ジンの原点に戻った“クラシックミリタリーウォッチ”というコンセプトと、コストパフォーマンスを考慮して、今回のモデルにはジン・テクノロジーは採用していません。
クラシックな顔立ちには、NATOタイプのナイロンベルトを合わせました。赤い飾りステッチの付いたヴィンテージ風のブラックカウレザーストラップ1本が付属されます。
エイジングの楽しみと高い装着感
ジンのブラックカラーベゼルには、アルミ製とステンレススチール製がありますが、このモデルにはエイジングによって味が出るアルミ製のベゼルを採用しました。長く使い込むうちにエッジのブラックペイントが擦れ、アルミの地金が見えて、まるで古き良き時代のカメラのような風合いを楽しむことができます。
風防は強化アクリル製です。アクリル製の風防は、ドイツ軍のミルスペックによるものだった云々ということは語り尽くした感がありますので、あえてここではお話ししませんが(ご興味のある方はこちらをどうぞ)、厚みのあるその見た目がサファイアと大きく異なるのはもちろん、もう一つの特徴はその感触です。触るとキュッキュッと指に引っかかる感じや、暖かみのある感じ、やわらかささえ感じるアクリルは、これを好まれる方も多い素材です。
よく見ると時数字の色が白い針やロゴマークの色と異なることがわかります。この部分は、はじめからあえてエイジングしたヴィンテージウォッチのような淡い黄緑色を選びました。
さらにダイヤルには、モデル名の「MILITARY TYPE IV」の文字が、グレーで控えめに表示されています。
リューズは通常とは逆位置の9時位置に付いていますので、左手にしたときに手にあたることがなく、袖から出たリューズやプッシャーが何かに引っかかる心配もありません。
ベゼルのキーマークと9つの字数字、時針・分針には、スーパールミノバが施されていますので、暗所での視認性も確保されています。
付属のカーフストラップ装着でビジネスにも
ブラックのカウレザーストラップを付けると、イメージはぐっと落ち着きます。今回、付属するカウレザーはヴィンテージ仕上げを施したものなので、付けはじめからクラシックな時計のイメージを崩しません。
レギュラーモデルにはない赤針は、クロノグラフに関連するクロノグラフ秒針と30分積算計で、カウレザーに付けられた飾りステッチともマッチしています。ミリタリーウォッチながらビジネススーツにももちろん着けていただけます。赤いアクセントがアクティブなイメージです。
発表以来、色々なご意見も届いておりますが、Military Type IVはジンらしい顔に仕上がりましたので、ジン好きなら一目惚れしてしまった方も多いのでは。
カジュアルスタイルはもちろん、プロフェッショナルの現場でも、ビジネスシーンでも、ジンをつけていると一味違う演出ができるはず・・・・。周りと一線を画すそんな相棒として、ジンの時計は活躍するはずです。