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Watches with Mother-of-Pearl dialマザー・オブ・パールダイヤルを
備えた腕時計

U50.S.Perlmutt.S

ジンの時計と言うと堅牢で、装飾性が少なく、武骨だと思われるかもしれません。
いえいえ、ジンの時計の中にも色気を備えたモデルがあるのです。
もちろん、緑やブルーといったダイヤルカラーや
赤やオレンジ色の針などの“色味”のある時計もありますが、
“色気”のある時計というのはまた格別なものです。

細部にわたる精緻な装飾であったり、
曲線を生かしたフォルムなども“色気”といえるかもしれませんが、
今回のメールマガジンでは、光を反射して玉虫色に輝く
マザー・オブ・パール製のダイヤルを備えたモデルをご紹介いたします。

真っ黒なボディーにブルーがかった
ブラックシェルU50.S.Perlmutt.S

U50.S.Perlmutt.S
U50.S.Perlmutt.S
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 2021年新作のこのダイバーズウォッチは、ブラック仕上げを施したドイツの潜水艦の特殊鋼Uボート・スチール製のケースとブラックシリコンベルトにブラックマザー・オブ・パールダイヤルという“ブラック”ずくめの、世界で500本の限定モデルです。ただし、ダイヤルは少しブルーがかった色なので、時計全体は落ち着いたトーンですが、ブラックの針やインデックスとの分離ははっきりとしており、ジンが重要視する視認性は損なわれていません。ダイヤルカラーに合わせてブラックベゼル上のインデックスも、このモデルならではのブルーグレーになっています。絶対的なスペックのスポーツウォッチでありながら、シェルダイヤルというニュアンスのある要素を備えた、ジンの中でも稀有なモデルです。

U50.S.Perlmutt.S
U50.S.Perlmutt.S
U50.S.Perlmutt.S

 ブラックマザー・オブ・パールのダイヤルは、光の加減によって虹色の出方が変わります。もちろん、マザー・オブ・パールは天然のものですので、個体によっての差もあります。直径41mmのブラック・ハード・コーティングを施したケースは程よいサイズです。

人気の556シリーズにも2種類の
シェルダイヤル556.I.Perlmutt.S
556.I.Perlmutt.W

 ドイツ製品らしい端正なラウンドケースに視認性の高いダイヤルを搭載した556シリーズにも、2種類のマザー・オブ・パールダイヤルを備えたモデルがあります。ブラック系の「556.I.Perlmutt.S」は、前述のU50モデルよりもより黒みを帯びたブラックマザー・オブ・パールダイヤルですが、控えめな虹色の輝きを放ちます。ステンレススチール製のブレスレットであれば全体的にスチール感の高いイメージに、アルカンターラなどのレザー仕様ならばシェルダイヤルが際立ちます。

 ドイツ製品らしい端正なラウンドケースに視認性の高いダイヤルを搭載した556シリーズにも、2種類のマザー・オブ・パールダイヤルを備えたモデルがあります。
 ブラック系の「556.I.Perlmutt.S」は、前述のU50モデルよりもより黒みを帯びたブラックマザー・オブ・パールダイヤルですが、控えめな虹色の輝きを放ちます。ステンレススチール製のブレスレットであれば全体的にスチール感の高いイメージに、アルカンターラなどのレザー仕様ならばシェルダイヤルが際立ちます。

556.I.Perlmutt.S
556.I.Perlmutt.S
556.I.Perlmutt.S
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 ホワイト系の「556.I.Perlmutt.W」は、比較的抑えめの虹色を持つマザー・オブ・パールダイヤルを備えています。一瞬、ただのホワイトダイヤルのモデルのようですが、腕を動かすと実は表情のあるシェルダイヤルであることが分かります。5連ブレスレット仕様でおしゃれ感を高めるもよし、色味のあるストラップで装いに合わせるもよし。ホワイト系のダイヤルはベルトの素材や色味などで様々なスタイルを楽しみやすいです。

556.I.Perlmutt.W
556.I.Perlmutt.W
556.I.Perlmutt.W
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 いずれのモデルもマザー・オブ・パールダイヤルでありながら、インデックスには夜光処理を施していますので、暗所での視認性は確保されています。マザー・オブ・パールのダイヤルはレディースモデルの専売特許のような印象でしたが、近年ではメンズモデルへの採用も増えてきているようです。

エレガントなホワイトシェルを
採用したレディースモデル456.ST.Perlmutt.W
434.ST.Perlmutt.W

 レディースのコレクションにもマザー・オブ・パールのダイヤルを備えたモデルが2種類あります。どちらもラウンドケースですが、直径28mmのケースに自動巻ムーブメントを搭載した「456.ST.Perlmutt.W」と、直径34mmのケースにクォーツムーブメントを搭載した「434.ST.Perlmutt.W」です。「456」シリーズは小振りながらジンがコックピットクロックの製作で培った技術が活きています。「434」はちょっと変わったテクノロジーを搭載しています。クォーツムーブメントが発する電磁波を体に感じる方のために、その電磁波を遮断するシールドでムーブメントを覆う[Q]テクノロジーが採用されています。どちらのモデルもホワイトのマザー・オブ・パールのダイヤルにローマ数字のアプライドインデックスを備え、時・分針に夜光処理が施されています。

456.ST.Perlmutt.W
456.ST.Perlmutt.W
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434.ST.Perlmutt.W
434.ST.Perlmutt.W
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実はここにも
シェルが使用されています6012

 ジンのコレクションの中で“フランクフルト・ファイナンシャルシリーズ”は、フランクフルトに拠点を置くジンにとって特別な思い入れのあるシリーズで、地元の経済振興会とコラボレーションにより誕生したシリーズです。1999年の誕生以来、20年以上にわたりジンの伝統ラインのひとつになっています。その中に2019年に加わったムーンフェイズ表示とフルカレンダー表示を備えたクロノグラフ「6012」がありますが、このダイヤル6時位置にレイアウトされたムーンフェイズ表示の月(ムーン)に、マザー・オブ・パールが使用されています。

6012
6012
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6012

ムーンフェイズのディスクには2つの月がレイアウトされています。

6012

マザー・オブ・パールの虹色がまるで月のクレーターのようです。

もうお気づきかもしれませんが、
モデル名の「Perlmutt」は「マザー・オブ・パール」のドイツ語です。ドイツブランドのジンは、
時計の裏蓋の刻印やモデル名の多くにドイツ語を採用しています。

マザー・オブ・パールのダイヤルは、モデルにより、
さらにそれぞれの個体により、シェルの表情に違いがあります。
気になるモデルがありましたら是非、時計をご覧ください。