Mail magazine special contents vol.44

僕ら自慢のジンウォッチ

EZM3.F

ジンの時計は他のブランドにはない独自のスタイルを持っていますが、これを取り扱うスタッフたちの間でもジンの時計は大人気。 『自分の時計こそが一番!』と思っているスタッフも少なくありません。ジンの表も裏も知っているスタッフたちが数多あるジンの時計の中からどんなモデルを選んでいるのか興味がわきませんか?

今回のメールマガジンでは2人のツワモノが選んだ自慢のジンウォッチをご紹介いたします。

技術者歴20年のツワモノが選んだEZM3.F

EZM3.F

 時計の技術者として20年の経験を持つS.K.は、“モノ”に対してのこだわりが強く、当然のことながら所有する時計もなかなかのものです。ゼ○○、オ○○、フォ○○○○といったブランドの名品を10本以上持っていますが、実はジンは毎年多くの新作が出るため、この1本というのがなかなか選べないまま未所有でした。いよいよジンを買おうと決めてから約1年間熟慮の末、満を持して選んだジンはEZM3.Fでした。ダイヤルの色に惹かれた103シリーズの限定モデルと、以前から目を付けていたEZM3.Fに絞り込み、最終的にはジンにしては薄めのケースと、シンプルなダイヤルデザインのカッコ良さからこのモデルを選びました。
 周囲から、このモデルにはブレスレットよりもレザーが似合うと言われ、ビンテージのカウレザーを付けた仕様で購入しましたが、購入して1年目の梅雨が明けてからの暑さに耐えられず、ブレスレットに付け替えたまま、現在に至ります。

EZM3.F

 愛用品とジンを撮らせてほしい、という依頼に対しS.K.が選んだ、これまたこだわって選び抜いた工具、明工舎のゼンマイ巻入れ器“ピスタ―”とジンのEZM3.F。ジンの時計はこういった機械モノとビジュアル的には抜群の相性ですが、実はこの時計の“武骨さ”は、最終選考のときのポイントのひとつでもありました。

EZM3.F

 レザー仕様だと、カジュアルスタイルにも良く合います。また、この時計は逆位置リューズなので、仕事の時でもリューズが腕に当たらないためとても快適です。

Q.購入するときにこのモデルが搭載しているジン・テクノロジーについては決め手になりましたか?

A.もうひとつ迷ったモデルはテクノロジーなし、こちらはテクノロジー満載でしたが、最終的な決め手は見た目のカッコ良さでした。それと腕に付けたときの感じがしっくりきたこと。自分にとってはテクノロジーよりもデザイン的要素が重要でした。

Q.直径41mmのケースのサイズ感はどうですか?

A.腕回り16cmの自分にとっては、ちょうどよいサイズです。

Q.この時計を購入してよかった点を教えてください。

A.実は時計選びの際にはあまり細かいことは考えていなかったのですが、実際に使ってみたらこの時計には自分にとって多くのメリットがありました。

■カウントダウン式の両方向回転ベゼル

EZM3.F

 両方向に回転するので短い設定でも長い設定でも目標時間に合わせやすいです。しっかりとしたクリックが付いているので回転させやすく、自然に回転してしまうこともありません。また、カウントダウン式目盛は、この時間までにこの作業を終えるといった、仕事の際のリマインダーとして頭を使わずに一目見て目標設定できるのでとても便利です。

■目盛にしっかり届く長い分針と秒針

EZM3.F

 色々な時計を扱う仕事をしているとわかるのですが、分針や秒針が短くて目盛に届いておらず、時間が読み取りにくいものが時々あります。でもEZM3.Fの分針は長く先端が細くなっているため、判読性がとても高いです。秒針も同様で、ストレスなく時間を読み取ることができます。

■温度の急激な変化でも内部が曇らない

 好きな滝を見に行くときにはマイナス5℃といった寒い場所も多いのですが、ジンの特殊オイルのおかげでこの時計は低温・高温にも対応していますし、Arドライテクノロジーも搭載しているので時計内部が曇ることがありません。購入時にはあまり気にしていなかったジン・テクノロジーですが、自分にとってもメリットが大きかったです。

 EZM3.Fは、通常ではステンレススチール製のブレスレット付きがレギュラー仕様ですので、この形で店頭に並んでいることが多いですが、別売りのレザーベルトを同時に購入することもできますし、S.K.のように最初から好きなレザー仕様でご注文をいただくことも可能です(この場合はお時間をいただくことがあります)。

EZM3.F
ビンテージカウレザー仕様
税込 ¥374,000
EZM3.F
ブレスレット仕様
税込 ¥396,000
EZM3.F
カウレザー仕様
税込 ¥363,000
EZM3.F
シリコンベルト仕様
税込 ¥390,500

EZM3.Fの詳細はこちら

EZM3.Fを選んだS.K.について

技術者としては20年、ジンの修理に携わって18年。趣味のキーワードは、“滝、神社、巨木”。休日には愛車のコンパクトスポーツカーを駆り、これらキーワードのある場所の写真を撮って、日記的に愛用するインスタに密かにアップしている。モノへのこだわりも強く、時計に関してはジン以外にも数多くの時計を所有しているが、職業柄ということではなく出番は圧倒的にジンのEZM3.Fが多い。

宝飾のプロが選んだ456.ST.Perlmutt.W

 ジンを輸入する代理店社員や関係者の中では女性の愛用者も多く、宝飾部門のスタッフで業界26年以上という経歴を持つT.A.が選んだのは、ダイヤルにマザー・オブ・パールを備えた456.ST.Perlmutt.Wです。T.A.とこの時計の出会いは出張で訪れたドイツ フランクフルトのレーマー広場にあるジン ショップでした。腕に着けたときの絶妙なサイズ感とクラシックで端正な顔立ちに惹かれました。以前からシェルダイヤルの時計は大好きで、何と言っても一番の魅力は光の角度で表情が変わることと、天然のものなのでひとつしか存在しないこと!時間を確認することより、むしろ輝きを確認する日々だそうです。

456.ST.Perlmutt.W

 T.A.の愛用品。時計はもとよりジュエリーもパール系が好みなので、456.ST.Perlmutt.Wのシェルダイヤルはお気に入りのジュエリーと合わせやすく、腕に着けていてとても落ち着くそうです。

456.ST.Perlmutt.W

 ケース直径28mmの小型ですが、瞬時の視認性にも優れているのはコックピットクロック由来のジンならではです。レディースモデルでありながら20気圧防水を備えているので、強い日差しで汗をかいても心配ありません。

456.ST.Perlmutt.W

 屋外と室内、明るい光と温かみのある光・・・・明るさや光の当たり具合によって表情を変えるシェルダイヤル。色がホワイト系だと今付けているブラックのレザー以外に、どんな色のベルトでも合わせやすそうなので、近いうち別の色のレザーにもチャレンジしようかと思案中。

Q.この時計に関してのエピソードはありますか?

A.プライベートな友人には時計の目利きも多いのですが、ジンのレディースモデルは意外と知られていなかったので、購入した当初この時計をしていると必ずと言っていいほどどこのブランドか聞かれ、中には同じモデルを購入した友人がいます。

456.ST.Perlmutt.W

Q.この時計のおすすめポイントを教えてください。

A.これくらい小さい女性の時計だと(ケース直径は28mmです)クォーツ式のものが多いと思いますが、この時計は自動巻です。腕にしているときは見えませんが、外した時に機械が動いているのをじっと見ていると、自分の呼吸も整っていく気がします。

456.ST.Perlmutt.W

 このモデルは通常ステンレススチール製ブレスレット仕様がレギュラースタイルですが、ストラップ仕様でもオーダー可能です。ブラックレザーはもちろん、ホワイトやブラウンなど、様々な選択肢があります。もちろんブレスレット仕様でも、ジュエリーとの相性は抜群です。

456.ST.Perlmutt.W
型押しカウレザー仕様
税込 ¥275,000
456.ST.Perlmutt.W
ブレスレット仕様
税込 ¥330,000
456.ST.Perlmutt.W
型押しカウレザー仕様
税込 ¥275,000
456.ST.Perlmutt.W
型押しカウレザー仕様
税込 ¥275,000

456.ST.Perlmutt.Wの詳細はこちら

456.ST.Perlmutt.Wを選んだT.A.について

宝飾業界26年以上というプロフェッショナルで、英語を自在に操る社内きっての才色兼備。趣味はヨガと旅行。古いものと新しいものが混在する街、京都が好きで、ジンの故郷であるフランクフルトもまた好きな街のひとつ。ガイドブックに載っていない裏道などを歩いて出会ったものは数知れず。定評のあるファッションは素材とシルエットにこだわりがあり、ジンの時計選びの際にも共通するポイントとなった。

1年かけて選び抜いたジン、偶然の出会いから購入を決めたジン。選び方は人それぞれですが、2人のツワモノにとってジンの時計が一生の相棒になることは間違いなさそうです。

※価格はメールマガジン配信時2022年7月時点のものです。