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昨年までのホール2から、今年はホール1に移動しましたが、黒と白を基調にした配色は従来通りのブースです。

新作はドイツ語の『NEUHEIT』（新作）の表示と一緒に展示されています。

入口脇にはジンでおなじみの水槽のディスプレイがあります。
これはUXモデルの反射を見せるためのものです。中央で回っているのは２つともUXですが、片方は本来のシリコンコイル入り。もう片方はあえてオイルを入れないUXを展示しています。

ジンはホール1の『les ateliers』（アトリエ）というセクションにあります。

ジンの外のショーケースにはカテゴリーごとに現行のほぼ全コレクションが展示されています。

インストゥルメントウォッチのコレクション。おなじみの556シリーズや、856シリーズ。

356シリーズのクラシッククロノグラフ。マグネチック・フィールド・プロテクションを搭載した900シリーズと新作の936、836。

ミッションタイマーEZM7とEZM12。フランクフルトファイナンシャルシリーズ。

日本で発売されたばかりのムーンライト表示を搭載したハンティングクロノグラフ3006。新作の910.SRS。900、103、757などのディアパル搭載モデル。

スペースクロノグラフ140シリーズ。同三針シリーズ240。ジンを代表するトラディショナルクロノグラフ103シリーズ。

認証機関DNV GLの認証を受けたダイバーズウォッチコレクション。

スポーツウォッチ910、ナビゲーションクロノグラフ309シリーズ。

クラシックウォッチシリーズ。

ジンには実はレディースのモデルもたくさんあります。

新作936

新作836

新作103.SA.B.E

新作910.SRS

バーゼルの期間中、ジンのブースには毎日世界中から多くの来場者が訪れます。日本からもジンの正規販売店やメディアの方々がたくさん来てくださいます。

まだ3日目ですが、新作4モデルのうち一番人気はこの103.SA.B.Eのようです。ヴィンテージ風のレザーもいいですが、ブルーのストラップで統一すると、ビジネススタイルにもぴったりです。

光の加減や見る角度によって、ブルーの明るさが変化します。とても美しいブルーです。世界でわずか500本。シースルーバックの裏面から見えるローターにはドイツ語で『500本のうちの一本』と刻まれています。

103.SA.B.Eの特徴は色だけではありません。クラシックな風合いを再現しつつ、傷がつきにくいサファイアクリスタルを備えています（写真左）。このサファイアは、5mmの厚い塊から特殊工具を使用して削り出しているため、通常のモデル用のもの（写真右）に比べ加工時間もコストも4倍から5倍かかります。

ちょっと分かりにくいですが、高さもあり、内側もくり抜かれています。

バックヤード。出番を待つカップたち。

クロノグラフでは、30分積算計より60分積算計の方が圧倒的に使い勝手が良いです。左右のインダイヤルのどちらが60分積算計くすぐにわかるように、クロノグラフの赤い針と連動させた配色になっています。

936の三針モデルの位置づけとなる836は、いかにもドイツプロダクトらしい潔さと、計時機能を重視した圧倒的な見やすさを持っています。
どちらのモデルもダイヤルはサンドブラスト仕上げのような風合いで、アンスラサイトのような色味です。

910.SRS

ブルーの風車のような形のパーツがコラムホイールです。クロノグラフを制御する昔ながらの機構です。

スーツにもぴったりです。