Instrument Chronographsインストゥルメント クロノグラフ

創業者がパイロットとしての経験に基づき作り出したコックピットクロノグラフから始まり、 ジン初期の時代から続く伝統的なスタイルと、 ひとめでわかる共通の顔を持っているのがジンのクロノグラフです。

コックピットクロックに由来する完璧な視認性と最高の精度により、 プロフェッショナルはもちろん、 多くの時計愛好家の間でジンの信頼性を確立したコレクションです。

103

優れた視認性、刻時・計時精度を誇るきわめてシンプルなダイヤルを備えた実用的なクロノグラフ。まさにジンの基本精神を表すモデルです。両方向回転式のブラックカラーベゼルは、60年代にドイツ空軍クロノグラフとして制式採用されたモデル155の伝統を踏襲しています。強化アクリルを装備した基本モデルのほか、サファイアガラスやチタンケース、Arドライテクノロジー搭載モデルなどバリエーション豊富なシリーズです。

140

ジンの伝説的スペース・クロノグラフ140を再設計し、新しく誕生したクロノグラフ。ジンのキャリバーSZ01を搭載し、センター配置の60分積算計を持つ対称形の美しいダイヤルデザインは、レマニアを搭載したオリジナルの140と同様です。特徴あるクッション型ケースはこのシリーズならではのデザインです。

144

超精密仕上げ、機能性、作業性、操作性そして視認性が144シリーズの開発テーマです。コンパクトに設計されているValjoux7750の使用により、時計自体もコンパクトに仕上げることに成功しています。無反射コーティングを施したサファイアガラス、ガード付きプッシュボタンなどのほか、時速計測のタキメーターや脈拍を測ることができるパルスメーターを備えた高機能クロノグラフです。

ドイツ・デザイン賞2024

356

"FLIEGER/フリーガー"とはドイツ語でパイロットを意味します。直径38.5mmのコンパクトなケースに、パイロットクロノグラフの原点としての意味合いがシンプルなダイヤルに強調された最も基本的なモデルです。シリーズ初の300本限定モデルは40年代を彷彿とさせる手巻式のクラシックなパイロットクロノグラフで即時完売。多くの愛好家の要請により自動巻ムーブメントを搭載して生まれたジンを代表するクロノグラフです。

358

2011年ブランド創立50周年を迎えたジンがアニバーサリーシリーズとして発表した「358」は、ジンの人気シリーズ「356」の直径を42mmに大型化したシリーズで、ドイツ語でパイロットを意味する"FLIEGER/フリーガー"という名に象徴されるように、クロノグラフが完成期に入った1940年代を彷彿とさせるパイロットクロノグラフの原点を示すものです。

iFデザインアワード2022ドイツ・デザイン賞2022

717

1960年代初頭にパイロットウォッチとコックピットクロックで知られていたジンが1970年代後半にドイツ空軍のトルネード計画のために設計したコックピットクロック「Nabo 17 ZM」を、ジンのクロノグラフムーブメントSZ01を搭載して腕時計としたのがコックピットリストウォッチ「717」です。「Nabo 17 ZM」と同様に、717もセンター配置の60分積算計を備え、オレンジ色の大きな針でクロノグラフの秒と分を表示しています。

900

モデル900は、厳密な技術スタンダードに基づいて作られた航空用として最適なモデルです。機械的にも外見的にも最高水準に達しています。ブラックポリッシュのダイヤルと44mmという迫力のあるケースにより視認性も抜群です。マット仕上げのケースには耐傷性能であるテギメント加工が施され、80,000A/mという高い防磁性能も備えています。

910

ブランド創立55周年を記念した300本の限定クロノグラフです。スプリットセコンド機能に加え、このモデルのもう一つの特徴は今日では見ることの少なくなったコラムホイールの採用です。コラムホイールを使用したクロノグラフの制御機構は、1900年代半ばから伝統的なクロノグラフの重要な構成要素となっており、高い技術を要する伝統的な時計構造の表現であると言えます。

レッド・ドット・デザイン賞

936

このバイコンパックス配置のクロノグラフを特徴づけるものは、一見してわかります。それは操作性の高い60分積算計を搭載し、この3時位置の積算計と9時位置の秒針にフォーカスしたレイアウトです。そこにジンならではの耐傷性を高めるテギメント加工や、高耐磁性を作り出すマグネチック・フィールド・プロテクションを採用し、洗練されたディテールを通して表現した、明確で本質的な美しさを持ったクロノグラフになりました。

ドイツ・デザイン賞

3006

かつての食糧獲得とは異なり、現在では狩猟をする目的は野生動物の保護観察、健全な生物多様性の維持、環境資源保全といった猟場管理であるという考え方が一般的で、狩猟法で定められた業務の一環として行われます。保護区内で珍しい生態系を維持し、絶滅危惧種が繁殖するためのスペースを確保する取り組みが行われており、そこでのハンターの活躍はなくてはならないものです。ジンのモデル3006は、プロのハンターにとって必要不可欠な装備品となります。

EZM1.1S

時計の真価が問われる極限の状況下において、高い機能的信頼性と耐久性、過酷なミッションに必要な技術を搭載するジンのミッションタイマー誕生25年を記念して生まれたのが、このEZM1.1Sです。EZM1はジンのEZMシリーズのその後の方向性を確立したファーストモデルで、その系譜を継ぐEZM1.1Sは世界限定500本で製作されました。