Brand Historyジンの歴史

2020

モデル936が「プロダクトデザイン2020」のカテゴリーにおいてレッド・ドット・デザイン賞を受賞

ジン社の設計によるクロノグラフムーブメントSZ05を搭載したバイコンパックスクロノグラフ936は、世界的に権威あるデザインコンペティションである「プロダクトデザイン2020」において、レッド・ドット・デザイン賞を受賞しました。国際的な審査員は、優れたデザイン品質と比類のないデザインを高く評価しています。この賞により、ジンの製品では優れたデザインと妥協のない機能性は、ひとつのものの中に共存し得るのだということが証明されたのです。

ドイツ・デザイン賞において「Excellent Product Design 2020」賞を受賞

EZM123006がドイツ・デザイン賞の「Excellent Product Design 2020」賞を受賞しました。この賞は、非常に権威ある審査委員会がデザイン性に優れた製品にのみ授与する賞です。ドイツ・デザイン賞では、受賞者を決定するために最も高い基準を設定しています。デザイン評議会の専門家パネルが厳格な手続きを経てノミネート候補を絞り込み、競争とは一線を画すデザイン品質を備えた製品のみが、このコンテストの参加資格を得ることができます。こうして、国際的に認められた審査委員会が、最終的に絞り込まれた500の製品の中から栄えある勝者を選びます。この副賞を受賞したということは、時計の開発と設計が対応する要件に厳密に準拠していることを裏付けています。

EZM12
3006

2019

東京にジン専門店「ジン・デポ渋谷」がオープン

12月16日、東京 渋谷の公園通りに日本初となるジンの専門店「ジン・デポ渋谷(Sinn DEPOT, Shibuya)」がオープンいたしました。「ジン・デポ渋谷」は、ジン特有の世界観をドイツ本国直営のコンセプトショップと同様のイメージで展開し、ジンの多彩な現行モデル100本以上が並ぶ、日本では最大級のジン専門店です。「ジン・デポ渋谷」では、時計の販売のみならず、時計アクセサリー類の販売、ジンの歴史的モデルの展示などもしています。

EZM12がレッド・ドット・デザイン賞を受賞

EZM12はレッド・ドット・デザイン賞のプロダクトデザイン部門において、権威ある審査員が優れたデザインを特徴とする製品に対して授与するレッド・ドット・デザイン賞を受賞。ジンがレッド・ドット・デザイン賞に時計を応募したのはこれが初めてです。この賞の受賞により、ジンがミッションタイマーを開発する際の原則が正しかったことが証明されたのです。

フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ20周年

1999年9月2日、ローター・シュミットはフランクフルトの考古学博物館で、ユニークな時計、フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ6000を発表。 この時計は、20年間にわたってジンのコレクションの重要な一ラインとなる伝統的なシリーズの最初のモデルとなりました。同時に、ダイヤルには初めて「Frankfurt am Main(フランクフルト・アム・マイン)」という、ジンが本拠地とする街とのつながりを示す文字が表示されました。

ローター・シュミット25周年

エンジニアであるオーナー、ローター・シュミットは、1994年9月1日以来、ジン社を成功に導いています。彼の注目すべき業績には、ジン・テクノロジーと呼ぶ技術やフランクフルト・ファイナンシャルシリーズの開発、パイロットウォッチにおける計時技術に関するDIN 8330規格への着手と貢献、継続的なグローバル化、ゾッセンハイムの新本社建設、その他多くの発展への貢献などがあります。このマネージメント手腕により、ジンは絶えず挑戦を続け、多くの時計愛好家に人気のある高い耐久性を持った時計ブランドとしての地位を確立しました。ローター・シュミットともに写真に写っている4名の社員も1994年以降、あるいはそれより以前からジン社に勤務しています。

2018

限定モデル1800.DAMASZENER

ジンは、一風変わった素材を度々採用することでよく知られています。成功例のひとつが、ミュンヘンの“Munichtime 2018”で発表した100本限定の1800.DAMASZENERで、伝統的な技術を使った鍛造溶接によるダマスカス模様の積層鋼材から作られています。異なるグレードのステンレススチールを重ね鍛造溶接されたこの素材は、リューズや尾錠枠、尾錠のつく棒にも使われています。このモデルは、一目でそれとわかる独自性の高いデザインと外観を有しています。ダマスカス模様の積層鋼材の特徴的な質感 -光と影が交互に織りなす有機的パターンを強調するために、通常は別々の部品として製作されるダイヤルとミドルケースは一体型で作られ、完全なスチールブロックから鍛造されました。その結果、ダマスカス模様の流れるようなラインがケースからダイヤルにかけて途切れることなく続き、独特で趣のある外観を形成しています。ケースの表面はテギメントテクノロジーを使用して硬化されているため、傷が付きにくくなっています。

ドイツ語圏のセールスパートナーのための式典

2018年2月4日、新本社設立に伴い、ドイツ語圏の販売代理店の多くのパートナーを新本社に招待し、これを記念して、756.Ⅱと757.Ⅱおよび756.Ⅲと757.Ⅲというそれぞれ75本製作された特徴的な限定モデルを発表しました。これらのモデルは、ジンとのパートナーシップの重要性を強調する特権として、ここに招待されたパートナーが公式リリースよりも前に先行発注できる最初のコレクションでした。販売代理店の間では評判が高く、この時点でほとんど完売状態となりました。

ジンの創業者ヘルムート・ジンが逝去

元パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンは1961年に“Helmut Sinn Spezialuhren”という名前でジン社を設立し、長年にわたりブランド構築に貢献。屈強な個性の持ち主で、その強い意志、想像力、ダイナミズム、エネルギー、時にはユーモアのセンスを発揮し、激動の時代を生き抜いてきた。彼の起業家としての、そして“Helmut Sinn Spezialuhren”創業者としてジン社の礎を築いた彼の偉大な業績は、今日のジン社にとって欠かせないものであった。

2017

フランクフルト、ゾッセンハイムの新社屋

9月にジンはフランクフルトのゾッセンハイムに新社屋を建設し、移転を完了した。約7,000平米の土地に建つこの新しいビルの専有面積は、レーデルハイムにあった旧社屋の1,950平米から4,650平米へと約2.5倍となり、組み立てや生産の面積を拡張。2階建て半の建物は、中二階と屋上テラス、ガラスの屋根で保護されたアトリウムを完備。ジン社のプレゼンテーションやガイドツアーのための場所も確保。建物自体はドイツの省エネ条例(EnEV2014)の厳格な要件を満たしたものとなっている。

ミッションタイマーEZMシリーズ20年記念

1997年にドイツ関税局中央支援グループZUZに勤務する特殊警察部隊のために開発した最初のミッションタイマーEZM1は、輝かしいシリーズの先駆けとなり、2017年、この最初のモデルから記念すべき20周年を迎えた。信頼性が高く、堅牢で正確な計測機器として、ミッションタイマーは常にプロフェッショナル達の機能的要件を満たすよう特別に開発されてきた。ZUZ以外にも、パイロット、ダイバー、消防士、救急隊員、レスキュー隊員、GSG9のようなドイツ連邦警察の特殊部隊、ドイツ地方警察特殊部隊、ドイツの海軍特殊部隊KSMなどがいる。それぞれのミッションタイマーは使用目的の違いにもかかわらず、共通するひとつの特徴を持っている。それは、日常的にも、特に生死を分けるような極限の状況では、彼らが時計の卓越した性能に絶対の信頼を寄せているということである。

2016

写真左:6200.WG.Meisterbund.Ⅰ、写真右:910.JUB

ジン社創立55周年

創立55周年を記念して4種類の限定モデルを発表。1,000本限定の556.JUB、300本限定のスプリットセコンドクロノグラフ910.JUB、そして各55本限定生産のドイツ製にこだわって製作された6200.Meisterbund.Ⅰ。

タイムカプセルに新社屋への思いを込めて

2015年7月31日に執り行った定礎式の思い出と、この新社屋の将来的な重要性への思いを込めて、ゾッセンハイムの新社屋にタイムカプセルを埋蔵。記念すべき日付を記憶するため、タイムカプセルにはCEOローター・シュミットが所有していたフランクフルト・ファイナンシャルウォッチ6000と当日の新聞や雑誌、会社組織図、ジン社のカタログが入れられている。

新規格「DIN8330パイロットウォッチ」

ドイツ規格協会(DIN)は今世紀初めて、新規のドイツ時計規格を発表。このDIN8330パイロットウォッチの基盤となったのは、ジンのイニシアチブによって開発されたTESTAF(パイロットウォッチのための技術基準)だった。DIN8330では、TESTAFのためにすでに開発されていた検査が一元化、精緻化、システム化そして更新された。この規格では、DIN8306ダイバーズウォッチと並行する形で、機能性が高く、安全で信頼性のあるパイロットウォッチのための要件と検査基準が挙げられている。さらにクォーツ時計を考慮するなどして、TESTAFに照らし合わせつつ、この基準に適合する時計の範囲を広げている。

2015

レーマーベルクに支店を開設

5月、フランクフルト旧市街の瀟洒な市庁舎広場レーマーベルクに、販売・工房スペースを開設。歴史豊かな「黄金輪の館(Haus zum Goldenen Rad)に支店を構えることにより、フランクフルト・アム・マインとのつながりが強まった。本社拠点フランクフルトのレーデルハイムに加え、市の中心地に近い魅力的なロケーションを確保。

フランクフルト・ゾッセンハイムの新社屋の定礎式

2017年初頭から拠点となる新社屋の所在地はWilhelm-Fay-Strabe 21 in 65936 Frankfurt am Main。2015年7月31日に、ここで定礎式を実施。オーナーのローター・シュミットが自ら所有するフランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ6000を、100年後になって再び開けることになる「タイムカプセル」に入れた。その頃の人々が、この日をもっと生き生きと感じることができるように・・・新聞、雑誌、会社組織図、ジンのカタログを同梱した。このタイムボックスは、工事中、社屋の中心部に埋蔵された。

2014

写真左:6052、右:6099

フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ15周年

1999年に初めて発表されたフランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチ6000が15周年を迎え、このシリーズに新たに週表示機能を持った新開発のSZ03ムーブメントを搭載した6052と、モデル6000を大型化した6099を発表した。

モデル857  —  成層圏からの記録的な跳躍

2014年10月24日に、パラシュートを背負った57歳のアメリカ人、ロバート・アラン・ユスタスが高度41,419メートルの成層圏からのダイブで世界記録を更新した。この時、特殊スーツの袖内側にはジンの857(UTC付きモデル)が装着されていた。低気圧や気温マイナス77という過酷な環境下で、時速約1,323Kmのスピードに耐え、最後の5分間では音速の壁も破った。その間、857は見事に作動を続け、ユスタスとともに偉大な功績を成し遂げ、その後、857は、宇宙服と一緒にワシントンDCの国立航空宇宙博物館に展示された。

2012

パイロットウォッチの技術基準TESTAFの発表

アーヘン応用科学大学とジンは、2012年7月19日、初の「パイロットウォッチのための技術基準」(TESTAF)を発表。これはジンのイニシアチブにより実現された研究プロジェクト。TESTAFは、有視界飛行規程、計器飛行規程またはその両方の規定に則した飛行において、時間計測に求められるあらゆる条件を確実に満たすパイロットウォッチを保証する。

世界初  —  TESTAF認証を受けた時計第1号

世界初のTESTAFに基づき認証された時計を発表。第一回試験にはジンから3つのモデルをエントリーし、この一連の技術基準をクリアできるよう、様々な調整・変更を加えた。結果、EZM10.TESTAF、103.TI.UTC.TESTAF、103.UTC.TESTAFの各モデルが試験にクリアし、世界初のTESTAFモデルとして文字盤にそのロゴマークを刻んだ。

2011

写真左:358.JUB、写真右:SZ01

創立50周年記念クロノグラフの発表

ジン社の創立50周年を記念し、3月に500個限定の記念クロノグラフを発表。この時計のためだけにジン・キャリバーSZ05を開発。

2010

フラウンホーファー研究所LBFでの振動テスト

自動車の耐久テストで国際的に歴史のあるドイツのフラウンホーファー研究所LBFにて、ジンの時計の振動テストを実施。でこぼこ道を想定した激しい振動テスト後にも見事な性能を示した。

“Goldene Unruh(金のテンプ)”の受賞

時計雑誌UHRENとFOCUSオンライン誌の読者がインターネットで投票する“Goldene Unruh(金のテンプ)”にてジンの900.FLIEGERとレギュレーターモデル6100.Rose Goldが、それぞれの価格帯で1位を受賞。

2009

フランクフルト・ファイナンシャル・シリーズ10周年

ファイナンシャルシリーズ10周年を記念した100本限定のブラウンダイヤルモデル6000.JUB.Ⅱを製作。

出場車両ポルシェ911のボンネットにジンのロゴと917.GRの写真。

ラリーレース“Costa Brava Rally”

11月、20世紀最高のラリー・ドライバーとうたわれるワールドャンピオンのワルター・ロールがヒストリックレースCosta Brava Rallyでジンの917.GRを着用して出場。

2008

“Goldene Unruh(金のテンプ)”受賞

“Goldene Unruh(金のテンプ)”にてレギュレーターモデル6100.Rose Goldが1位を受賞。

2007

“Best Brand 2007”ランキング

50年の歴史を持つドイツ航空マガジン“aerokurier"が実施した“Best Brand 2007”のランキングにおいて、ジンはパイロットウォッチ部門で2位を獲得。

2006

耐久テストの実施

ドイツのクレットヴィッツにあるユーロスピードウェイ・ラウジッツにおいてドイツのDEKRAテクノロジー・センターによるモデル756と900の耐久テストを実施。強い衝撃や衝突テスト後も問題のない作動を確認。

キャリバーSZ04の開発

この年、手巻式のユニタス6498というポケットウォッチのムーブメントにレギュレーター機構を搭載したジン独自のキャリバーSZ04を開発。モデル6100.REGULATEURの誕生。このムーブメントには、グリシドールテンプやトリオビス緩急調整装置などの優れたムーブメントパーツを使用しているのが特徴。

2005

ドイツ潜水艦の鋼鉄Uボート・スチールを採用したUシリーズの誕生

初めて、ジンはドイツの潜水艦の鋼鉄Uボート・スチールをダイバーズウォッチのケース素材として採用し、新しいUシリーズが誕生した。

ゲルマニア・ロイド(*)初の認定

ジンは、ドイツのハンブルグにある船舶や潜水器具の認定機関であるゲルマニア・ロイドによって、時計メーカーとしては世界で初めて、欧州ダイバー器具規格に基づき耐圧性能を認定され、認定書が発行された。
(*)現DNV GL

2004

“フルダ・チャレンジ”のためのスプリットセコンド・クロノグラフ958の開発

タイヤメーカーのフルダ社が主催する、カナダ北部の氷に覆われた地域で2001年から開催されている世界で最も過酷な耐久レース“フルダ・チャレンジ”のために、250本限定でクロノグラフ958を開発。スプリットセコンド・クロノグラフのほか、パルスメーターや成人の歩行距離を計測するマーチキロメーターなどを搭載。

2003

マグネチック・フィールド・プロテクションのグレードアップとテギメントの開発

1994年に開発したマグネチック・フィールド・プロテクションを2002年さらにグレードアップし、2003年には新しい技術であるテギメントテクノロジーを、モデル756のデュオクロノグラフに初めて搭載。セラミックと同等の1200ビッカースという高い硬度を実現し、耐傷性に非常に優れたモデルが誕生。

2001

写真左:356.JUB、写真右:6000.JUB

創立40周年とディアパルテクノロジーの開発

ジン社創立40周年を記念して1000本限定のアニバーサリーモデル356.JUBを発表。また、この年、ムーブメント、特に脱進機にオイルなしでも摩擦を起こさず作動するという画期的なジン独自のディアパルテクノロジーを開発。40本限定のホワイトゴールド製6000.JUBに初めて使用

1999

写真左:ファイナンシャルシリーズ最初のモデル6000。
写真右:1999年9月2日、フランクフルト考古学博物館でドイツ中央銀行総裁、ドイツ証券取引所社長など多くの金融、財政関係者の参列のもと発表式典が行われた。

フランクフルト・ファイナンシャル・ウォッチの発表

ジンの社歴の中で画期的な出来事であるフランクフルト・ファイナンシャルシリーズが誕生。3タイムゾーンを搭載したクロノグラフ6000が最初のモデルとなる。ダイヤル上に “Frankfurt am Main”という文字が初めて入り、これを機にパイロットやダイバーのミッションタイマーのみならず、ラグジュアリーウォッチの市場にも参入。

北極海での203.ARKTIS

極地ダイバーのマリオ・M・ウェイドナーが203.ARKTISを北極海で着用し、極限状況下での作動を証明。

ケースメーカーSUGの設立

この年、グラスヒュッテにジンの技術的に高い品質を必要とする時計ケースの製造を行うSUG Glashütteを設立。

1998

特殊オイル66-228の採用とユーコン・クエストへの挑戦

カナダ北極圏およびアラスカで開催される世界で最も過酷な犬ぞりレース、ユーコン・クエストで、ジンの開発した特殊オイル66-228を採用したモデル303.Kristallが使用された。気温マイナス40の中で、5人のマッシャーがこのモデルを防護服の外に装着し問題のない作動を証明した。

1997

写真左:EZM1、写真右:EZM2

ミッションタイマーEZM1とEZM2を発表

特殊時計で知られるジンは、1997年、ジンのミッションタイマーの中でも歴史的モデルEZM1とEZM2を開発。EZM1は、税関特殊戦闘部隊、EZM2はGSG9ダイバー部隊によって使用された。

1996

ハイドロの開発

ジンの無敵のテクノロジー、ハイドロの開発。風防の完全な曇り防止、到達しうる水深での耐圧、水中でのあらゆる角度からの視認性を保証する。このテクノロジーを搭載した最初のモデル403.HYDROを製作。このモデルはのちのドイツの対テロリズム特殊部隊GSG9のダイバー部隊用公式時計UX.GSG9のベースとなった。一方で、GSG9のパラシュート部隊はスペースクロノグラフ142.TIを使用。

S&S Uhrenmanufakturの設立

チューリンゲンのシュヴァイナに一部の製造工程を行うS&S Uhrenmanufakturを設立。

1995

ジンで初のゴールド製時計の誕生

金の比率が高い22カラット(917/1000)であるにもかかわらず、硬度220ビッカースのステンレススチールと同等の硬さを誇る22カラットイエローゴールドを使った最初の時計を発表。

Arドライテクノロジーの開発

ダイバークロノグラフ203.TI.ARにおいて、初めてArドライテクノロジーを実現。これにより、ムーブメントの機能寿命の延長や突然の急激な温度変化による風防の曇りを防止。

1994

新時代の始まり

ローター・シュミット工学士がジン社を引き継ぐ。スイスの名門ウォッチブランドの製造部門マネージャーとして開発等に携わったシュミットは経験豊富で、クロノグラフにおける目利きとして業界でも定評があった。このとき、ジンのテクノロジーの新時代が幕を開けた。最初にマグネチック・フィールド・プロテクションを搭載したモデル244が開発された。このテクノロジーが搭載されたジンの時計は高い耐磁性能を備え、耐磁時計のDIN規格をはるかに上回り、磁気干渉を最小限に抑える。

1993

コロンビアで再び宇宙へ

4月26日、ジンの142シリーズがドイツのD-2ミッションにおいてスペースシャトル コロンビアで再び宇宙に飛び立ち、クルーとともに10日間を宇宙で過ごした。時計は670万Kmという距離を飛行し、地球を160回、周回。写真はNASA発行の証明書。これでジンの時計がミッションに搭乗したことが証明されている。

1992

142.Sが宇宙に

宇宙飛行士ラインホルト・エヴァルトとクラウス=デートリッヒ・フラーデもロシアの宇宙計画MIR92でジンを使用。写真は、フラーデのジン社宛礼状。その中で彼はジンのモデル142.S(日本では142.BS)を“信頼できる仲間”と呼んでいる 。

1985

ジンの140.Sが宇宙に

10月30日、西ドイツ航空宇宙局が中心となったスペースラブD1を搭載したスペースシャトルがケネディ宇宙センターから発射。このミッションD1に参加した科学者でもあるドイツ人宇宙飛行士ラインハルト・フラーがジンのレマニア搭載モデル140.Sを個人装備品として携行。世界で初めて無重力空間で自動巻きの腕時計の作動が証明された。それまでの宇宙では自動巻きが作動しないという説を覆した。

ジン社、新しい拠点へ

Pödelheimer Parkweg 6から、Im Füldchen 5-7 に本社を移転。

1980

写真左:ボーイング727に搭載されたジンのコックピット・クロック。
写真右:軍用コックピット・クロック。トルネード・ファイター・ジェットに搭載。

コックピットクロックの製作

この頃、ジンはナビゲーション・コックピット・クロックと腕時計を4対1の割合で製作。

1961

創立

ドイツ空軍パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンが、自らの名をブランド名に冠し、Helmut Sinn Spezialuhrenをフランクフルトにて創業。『低コストにて最高の時計作り』、『高品質で最高の機能性と視認性を搭載』、『広範囲な広告に頼ることないダイレクト・マーケティングで価値あるものを提供する』という3つの原則をもとに時計作りを行う。