Mail magazine special contents vol.48

Frankfurt Financial Seriesフランクフルト・ファイナンシャル
シリーズのご紹介

フランクフルト・ファイナンシャルシリーズ

ジンの時計を愛用するプロフェッショナルといえば パイロットやダイバー、消防士や警察の特殊部隊といった 危険と隣り合わせの過酷な状況に身を置く着用者を想像しますが、 今回のメールマガジンでは、“ファイナンシャル(金融・財政)”のプロに向けた 国際的な金融都市フランクフルトを代表する “フランクフルト・ファイナンシャル”シリーズをご紹介します。

世界的都市フランクフルト

 ドイツのヘッセン州南部、マイン川のほとりに位置するドイツ屈指の世界的都市フランクフルト(正式名称はフランクフルト・アム・マイン)は、ユーロ圏発足に際し1998年欧州中央銀行が置かれ、フランクフルト証券取引所をはじめとする主要金融機関が所在する国際金融の拠点です。世界最大級のハブ空港であるフランクフルト・アム・マイン国際空港や、欧州最大のターミナル駅であるフランクフルト中央駅を擁する交通の要衝でもあります。ジンは創業の時代から、このフランクフルトに拠点を置き、ここを故郷として発展を遂げてきました。そして、ともに発展すると掲げたDr. ハルトムート・シュヴェジンガーによるフランクフルトの経済振興策の理念に感動し、フランクフルト経済振興協会からの要請に応えて生まれたのが、ジンの“フランクフルト・ファイナンシャル”シリーズなのです。

6000
6000
6000
6000

 1999年にこのシリーズに最初に誕生したのがモデル「6000」です。このシリーズのフランクフルトへの愛着を示すものとして、このとき、ジンの時計のダイヤルの「Sinn」のロゴの下に初めて「FRANKFURT AM MAIN」という地名が入り、以降、このシリーズの時計にはすべてこの文字が入ることとなりました。モデル6000は直径38.5mmというコンパクトなケースの中に、アジア、アメリカ、ヨーロッパの3つの金融中核都市である東京、ニューヨーク、フランクフルトを想定し、第三時間帯までの表示を搭載したクロノグラフです。世界経済への橋渡しをするタイムピースとして、グローバルなマーケットを舞台に国際的に活躍する人々にぴったりなモデルです。同シリーズには、これと全く同じ機能とデザインで、2014年に誕生した時計ケースが41.5mmの「6099」と、2019年にシリーズ20周年記念で誕生した41.5mmのケースにブルーダイヤルを持つ世界限定200本の「6099.B」もあります。

6000
6000:直径38.5mm
税込価格 ¥825,000※
6099
6099:直径41.5mm
税込価格 ¥858,000※
6099.B
6099.B:直径41.5mm
税込価格 ¥748,000※
世界限定200本
裏面から見えるローター

 これらのモデルの裏面から見えるローターには、ニューヨークのマンハッタンをもじってドイツで“マインハッタン”と呼ばれているフランクフルトを代表する摩天楼が刻印されています。フランクフルトに行ったことのある方ならば、この刻印は一目で何の建物か分かるくらい、フランクフルトのランドマークはわかりやすい形をしていますが、それぞれが何の建物か、それがどのようなものなのかは、メールマガジンのvol.20で詳しくご紹介していますので、併せて是非ご覧ください。

ローターの摩天楼についてはこちら

 上記ページでも少しご紹介していますが、このローターの刻印は年々進化しています。このシリーズが誕生した初期の頃のローター「1」には、「2」のローターの左側に刻印されている2005年に完成した丸い形のラディソン ブル ホテルがありません。また、最新版の「3」のローターの一番右側に見られる“ダブルタワー”と呼ばれる欧州中央銀行のビルが刻印されたのは、2014年後半から2015年前半以降です。フランクフルトにいらっしゃる機会があれば、『フランクフルト・ファイナンシャルシリーズ ローター刻印ツアー』と銘打ってこれらの場所を訪ねたら、ユニークなツアーになることでしょう。そして、今後、フランクフルトの街並みとこのローターがどのように変わっていくのかが楽しみです。

1シリーズ初期のローター
シリーズ初期のローター
22005年頃のローター<
2005年頃のローター
32014~2015年以降のローター
2014~2015年以降のローター

 フランクフルト・ファイナンシャルシリーズのクロノグラフにはほかにもムーンフェイズ表示を備えた6012や、52週の歴週表示を備えた6052といったモデルもラインナップされています。

 そして、このシリーズにはノンクロノグラフで、第二時間帯までの表示を備えた6068やそのブルーダイヤルの6068.B、さらに第三時間帯までの表示を備えた6060やそのブルーダイヤルの6060.Bといったスリムでビジネスにも最適なモデルがあります。これらのモデルはすべてケース直径が38.5mmですので、装着感も抜群です。

6068

606810時位置のリューズで回転させるインナーベゼルと時・分針で読み取る12時間式の第二時間帯表示を搭載しています。このシリーズに共通した艶やかなブラックダイヤルは、このモデルのシンプルさを一層際立たせます。
税込価格 ¥495,000※

6068.B

6068.B6068と同じ機能のモデルに2022年新たに加わったブルーダイヤルのモデルです。艶感のあるブラックダイヤルとは異なるサンレイ仕上げのブルーは、周りの明るさによって様々な表情を作り出します。
税込価格 ¥495,000※

6060

6060矢印形の針とダイヤル内側のインデックスで24時間を表示する第二時間帯と、10時位置のリューズで回転させるダイヤル外周のインナーベゼルと時・分針による12時間式の第三時間帯表示を搭載しています。
税込価格 ¥561,000※

6060.B

6060.B6060と同様の第三時間帯までの表示を備えながら、直径38.5mm、厚さ12mmというスリムなステンレススチール製ケースで、ビジネススーツにもカジュアルスタイルにも無理なく着けることができます。
税込価格 ¥561,000※

6060と6068シリーズの裏面から見えるムーブメント

 これら6060と6068シリーズの裏面から見えるムーブメントには、ローターのコート・ド・ジュネーブやブルースクリューなどの精巧な装飾が施されており、時計好きの方々の目を楽しませてくれます。ローターにはフランクフルト証券取引所の伝統的なシンボルである証券市場で使われる強気市場を表すブル(雄牛)と弱気市場を表すベア(熊)が刻印されており、この時計のアイデンティティーをはっきりと示しています。

レザーストラップ
レザーストラップ1点が付属

 ステンレススチール製ケースのフランクフルト・ファイナンシャルシリーズのすべてのモデルはブレスレットが標準仕様で、レザーストラップ1点が付属されていますので、季節に合わせて異なる雰囲気を楽しむことができます。

フランクフルト・ファイナンシャルシリーズ

 フランクフルト・ファイナンシャルシリーズは、ポリッシュ仕上げのケースに艶やかなダイヤルが、ハードスペックなその他のジンの時計とは一線を画すスタイルを持っています(とはいえ10気圧の耐圧性能です)。磨き上げられた針やインデックスのフレームは、その仕上げが素晴らしいと評価をいただいています。ステレオタイプのジンとは異なるこのシリーズを、是非、一度手に取ってご覧いただけましたら幸いです。

※価格はメールマガジン配信時2022年11月時点のものです。