ジンのルーツとモノづくりの基本を示す
シンプルを極めたモデルを大解剖
ジンの最初の時計は戦闘機のコックピットクロックだったことは良く知られた話ですが、コックピットクロックには実に多くのことが求められます。精度や耐久性はもちろんのこと、何より重要なのはパイロットが瞬時に時間を読み取ることができる視認性の高さです。そのコックピットクロックのスペックを踏襲したのがジンの腕時計です。時計は時間を読み取るための計測機器。ジンの腕時計は時計の本質を極め、無駄を省いた機能美を持っています。コレクションの中でも特に視認性を追求した2つのモデルにスポットをあてます。
ジンにおけるパイロットウォッチの基本形556.A
コックピットクロックの製作で培ったノウハウを結集し、ジンが時計作りで最重要視する視認性を追及して2007年に誕生したのが「556」シリーズです。中でも、3・6・9・12をアラビア数字にして瞬時の判読性を高めたのが2011年シリーズに加わった「556.A」です。この時計はシンプルの極みですが、随所にジンのこだわり抜いた時計作りの哲学が詰まっています。赤い秒針を備えた「RS」モデルは2020年に誕生し、瞬く間にベストセラーのひとつとなりました。
現行モデルのバリエーション10種
556シリーズは、どのダイヤルカラーでも視認性は抜群です。ベルトの付け幅は20mm。ジンではスタンダードサイズなので、多数の純正ベルトを用意しています。シンプルなダイヤルはベルトの付け替えがイメージを変えるのにとても効果的。ひとつの時計でベルトを付け替えて楽しむもよし、色違いの556を複数持つことで異なる表情を楽しむもよし。様々にお楽しみいただけるコレクションです。
細部にマルチスペックを備えたダイバーズウォッチU1
パイロットウォッチのみならず、視認性が大切なのはダイバーズウォッチも同様です。2005年、ジンのコレクションの中に初めてドイツ潜水艦の鋼鉄Uボート・スチールをケース素材として採用したUシリーズが誕生しました。Uシリーズの最初のモデルで1,000mの防水性能を持つU1はシンブルを極め、極太のインデックスや針のろうそくのような特徴ある形がユニークです。“必要な機能だけを搭載する”というジンの時計作りの本質に基づき、ダイビング時には必要のない部分を深い海の中では見えにくくなる赤色にしています。
現行モデルのバリエーション6種
““シンプル イズ ベスト”
使う人のために必要な機能だけを備えつつ
しかしながらただのシンプルウォッチではありません。
細部にわたるこだわりが貫かれた
ジンのモノづくりの姿勢を一番端的に表しているのが
これらのモデルなのです。
“シンプル イズ ベスト”
使う人のために必要な機能だけを備えつつ、しかしながらただのシンプルウォッチではありません。細部にわたるこだわりが貫かれた、ジンのモノづくりの姿勢を一番端的に表しているのがこれらのモデルなのです。