新作「104.ST.SA.I.RS.M」と「104.ST.SA.IW.RS.M」は、104シリーズでは珍しいサンドマット仕上げのステンレススチール製ケースを採用した世界200本の特別限定モデルです。ブラックダイヤルとホワイトダイヤルのモデルはそれぞれ赤い秒針を備え、赤いポイントステッチの付いたカウレザーストラップがマッチしています。質実剛健でストイックなレギュラーモデルに付けられた、赤いアクセントカラーが生きています。
こちらのモデルもローターにはシリアル番号が刻まれています。


ジンの最初の時計が戦闘機のコックピットクロックだったことは良く知られた話ですが、プロフェッショナルパイロットのための計測機器を作り続けてきたジンにとってこちらのメールマガジンでも度々ご紹介してきた103シリーズはフラッグシップともいえる代表モデルです。クロノグラフの103シリーズに対してその三針モデルに位置づけられる104シリーズは、ジンのパイロットウォッチを語るうえで欠かせない隠れた名品です。

ブラックダイヤルにバーインデックスを備えたファーストモデル「104.ST.SA」(写真中央)は2013年に誕生し、2015年にはアラビア数字の「103.ST.SA.A」(写真左)が、2017年にはホワイトダイヤルの「104.ST.SA.IW」(写真右)が加わり、それら基本モデルは現在でも104シリーズの中心をなす人気のパイロットウォッチです。モノトーンが多かったジンのコレクションの中に少しずつブルーやグリーンといった色味のあるダイヤルが増え、ドイツではルフトハンザカーゴの限定モデルやハイデルベルクの宝石店限定モデル、フランクフルトの地元ホッケーチームの30周年を記念したモデルなど、様々な日本未入荷の限定モデルも生まれました。そして、556シリーズと並んでダイヤルバリエーションの多いこの104シリーズにこの秋3種類の新作が加わり、現行のラインナップは9種類となりました。
1979年に創業しアジアを中心に高級時計専門店を運営するアワーグラスとジンのパートナーシップにより、104シリーズにコラボレーションならではのカラーをまとった新作「104.ST.SA.I.WOS」が誕生しました。このモデルは、高級時計店ウオッチズ・オブ・スイスAPAC(アジア太平洋地域)の60周年を記念した200本の限定モデルです。

ジンのパイロットウォッチの伝統的スタイルはそのままに、特別な色の特徴としてジンはこのモデルのためにニュアンスのあるブルーのグラデーションを施した珍しいダイヤルをデザインしました。さらに、回転ベゼルにもブルーを採用し、デイデイト表示のディスクもブルーで統一。時計全体で調和のとれた印象を強調しています。特殊結合方式で固定されたパイロットベゼルは両方向に回転させることができ、1分単位で調整可能です。12時位置には60年記念を示す赤い「60」の文字があしらわれており、針とインデックスの夜光は暗所でブルーに光ります。シースルーバックの裏面から見えるローターにはシリアル番号が刻まれています。



新作「104.ST.SA.I.RS.M」と「104.ST.SA.IW.RS.M」は、104シリーズでは珍しいサンドマット仕上げのステンレススチール製ケースを採用した世界200本の特別限定モデルです。ブラックダイヤルとホワイトダイヤルのモデルはそれぞれ赤い秒針を備え、赤いポイントステッチの付いたカウレザーストラップがマッチしています。質実剛健でストイックなレギュラーモデルに付けられた、赤いアクセントカラーが生きています。
こちらのモデルもローターにはシリアル番号が刻まれています。

高速で飛ぶプロフェッショナルパイロットにとって、瞬時に時間を読み取ることができるダイヤルデザインは必須項目です。ジンの104はプロユースを想定して作られているため、たとえカラーダイヤルのモデルであっても、圧倒的な視認性を確保しています。ジンが何より大切にしていることは、時計の基本中の基本である時間の読み取りやすさです。

ジンの時計は特別なクラシックモデルを除いては、暗所での視認性をしっかりと確保しています。夜光にはスーパールミノバを採用しており、104シリーズは回転ベゼル12時位置の△のマーカーにも夜光処理が施されているため、真っ暗な場所でも、またパイロットたちが暗所で逆さまになったときでさえ、12時位置を見間違うことなく、高い判読性が得られます。

パイロットたちが時間計測のために使用する回転ベゼルの安全性は、ダイバーズウォッチと同様に確実な時間計測には欠かせません。通常のはめ込み式とは異なりジン独自の技法でケースにビス留めされた回転ベゼルは、不意の衝撃でも絶対に外れてしまうことがなく、安心して時計に時間計測を任せることができます。

104シリーズのパイロットベゼルにはしっかりとした刻みがついているため、厚いグローブをしていても確実に回転させることができます。両方向に回転するので短い設定でも長い設定でも目標時間に合わせやすく、ベゼルは1分毎にクリックできるためメモリがズレてしまったり、自然に回転してしまうこともありません。カウントダウン式の目盛りは目標時間にベゼルをセットすれば、一目で残りの時間を把握できます。

104シリーズの裏面はサファイアクリスタル製のシースルーバックなので、腕にしているときは見えませんが、外したときにはムーブメントの動きを眺めることができます。機械の動きを見ていると、妙に心が落ち着いてくるものです。無反射コーティングについては、風防のサファイアクリスタルは両面ですが、裏面のサファイアクリスタルは内側に施されているため、腕に擦れてコーティングがはがれることがありません。

サファイアクリスタル製の裏面でありながら104シリーズの時計は20気圧の耐圧性、深度200mの防水性、減圧耐性を備えています。ダイバーズウォッチでおなじみの耐圧性は外から押される力に対する耐性ですが、減圧耐性は外に引かれる力に対する耐性で、風防が引っ張られ外れてしまわないようにするため、ジンでは特別な設計を組み込んでいます。ジンの現行モデルではレディースウォッチにいたるまで防水性能を備えた時計はすべてこの減圧耐性を備えており、時計は上空12,000mを想定した0.2Barの低圧力でのテストをクリアしています。外圧が低下する高高度で飛行するパイロットにとっては重要な要素です。

シリーズ中の104.ST.SA.IAは、2021年にドイツ・デザイン賞「エクセレント・プロダクト・デザイン賞2021」を受賞しました。前述のようなスペックを重視した時計というだけでなく、パイロットウォッチに対する一貫したデザインコンセプトと明確に構造化された外観が、デザイン評議会の専門家たちにより構成される審査委員に高く評価されました。


ドイツ・デザイン賞「German Design Award」は、1953年に設立されたドイツデザイン評議会が主催する国際的に権威あるデザイン賞で、専門家のみならず、多くの人々から高い評価を得ています。世界各国で開催されている他のデザイン賞を受賞するなど一定の評価を受けた作品の中から同評議会による厳正な審査を経て、優れたデザイン性が実証された製品のみがコンペティションの参加資格を得ることができます。その受賞はもちろん、ノミネート自体も名誉あることとされています。

シリーズ初のモデル
シンプル好きな方に好評

103のクロノグラフに
一番近いモデル

ブルーで統一した
200本限定モデル

サンドマットケースの
200本限定モデル

サンドマットケースの
200本限定モデル

ドイツ・デザイン賞
受賞モデル

角度によって表情を変える
ブルーダイヤルが特徴

グリーンダイヤルの
メタリックが唯一無二

ノーブルな印象で
多彩なベルトにマッチ
回転ベゼルを備えた普通の三針モデルに見えるかもしれませんが、104シリーズはジンの時計製作の基本を踏まえ、プロフェッショナル使用を想定して作られた 紛れもなくジンというブランドを体現するパイロットウォッチなのです。