Mail magazine special contents vol.62

2023 TOP 10ジン 人気ランキング2023

 ジンのメールマガジンにおいて、この時期恒例となりました「ジンの人気ランキング」を発表いたします。昨年販売した時計の種類は152種類で、ジンのコレクションに如何にたくさんのモデルがあるかが伺える数字です。今年は限定モデルも含めたランキングを集計しました。同じ切り口で集計した2022年のランキングも併せてご紹介いたします。

2023年 2022年
1 556シリーズ 556シリーズ
2 356シリーズ EZM3シリーズ
3 EZM3シリーズ 103シリーズ
4 U50シリーズ U50シリーズ
5 103シリーズ 104シリーズ
6 104シリーズ 856シリーズ
7 U1シリーズ U1シリーズ
8 856シリーズ EZM1.1シリーズ
9 UXシリーズ EZM13シリーズ
10 EZM13シリーズ 6000シリーズ

トップ3

1556 Series

556シリーズ

 今や、「Sinn」というブランドを最も端的に表現したのがこの556シリーズです。パイロットウォッチ由来の確かな機能性が特徴で、程よいサイズ感と豊富なダイヤルバリエーションで人気のシリーズです。

#01
シンプルでスタイリッシュ、タイムレスな美しさ
#02
圧倒的に高い視認性
#03
シースルーバックでありながら20気圧の防水性能

2356 Series

356シリーズ

 シリーズ誕生25周年を迎えたロングセラーのひとつで、38.5mmの腕に馴染みやすいサイズが特徴です。強化アクリル風防を備えたスタンダードクロノから、25周年記念モデルまで多彩なモデルが揃います。

#01
直径38.5mmのコンパクトサイズ
#02
完成されたダイヤルデザイン
#03
ドイツ語表記の曜日表示を搭載

3EZM3 Series

EZM3シリーズ

 ハードスペックが自慢のジンの代名詞ともいえるミッションタイマーです。特殊部隊での使用を想定し500mの防水性を備えたEZM3と、パイロットウォッチとして200mの防水性能を備えたEZM3.Fがあります。

#01
ジンを代表するミッションタイマー
#02
磁気、温度、湿気などに対する高い耐久性
#03
安全性と使用感を高めた逆位置リューズ

 昨年のランキングと比較してみると今年は356シリーズが、昨年はEZM1.1シリーズがランクインしていますが、それぞれの年に発表した限定モデルがこのランキングに大きく影響しています。ただし、それ以外の10シリーズはほとんどが同じですので、これらがジンを代表するシリーズと言えますが、それでも152種類ものモデルが売れているのは、タフだけれど他の人とかぶらないこだわりの時計が欲しいというご要望の表れでしょうか。

限定モデルのトップ3

 ジンでは毎年ユニークな限定モデルが発表されますが、昨年も9種類の新作のうち限定モデルは5種類ありました。2023年に販売した152種類の時計のうち限定モデルは41種類もあり、全体の販売本数の約37%を占めています。ジンの限定モデルは注目度が高く、人気のモデルだと発表から数日でドイツのジン社からは完売のアナウンスが来ることもあります。2023年の限定モデルのトップ3は以下の通りです。今ならばまだ入手できる正規店もございます。

1356.EURO FLIEGER.III

356.EURO FLIEGER.III

目を引くスモールセコンドの蛍光イエロー

356.EURO FLIEGER.III

写真左 ブラックライト下/写真右 通常の暗所

356.EURO FLIEGER.III

クラシックな印象を高めるアクリル製風防

356.EURO FLIEGER.III
356.EURO FLIEGER.III
356.EURO FLIEGER.III

 ユーロコプターに搭載されたジン社製オンボードクロックのイエローカラーを針やインデックスに採用した日本限定100本の“ユーロフリーガー”シリーズのクロノグラフです。2000年の「356.EURO FLIEGER」、2007年の「356.EURO FLIEGER.II」に続く第3弾で、IとIIにはなかったスモールセコンドを搭載ししており、このスモールセコンドに施されたブラックライト下で光るイエローの蛍光塗料が特徴です。さらに暗所での視認性を考慮して、時・分針とインデックスには蓄光型のスーパールミノバを採用しています。このスーパールミノバのイエローは、蛍光イエローよりワントーン淡い色味で、スモールセコンドを際立たせています。

  • イエローが特徴の“ユーロフリーガー”シリーズ第3弾
  • 所有できるのは世界でたった100人のみ
  • 裏蓋にはシリアル番号を刻印
  • 強化アクリル製風防
  • 使用感と安全性を高めるための逆位置リューズ
  • ダイヤルや針には蛍光処理と蓄光処理の組み合わせ
  • 直径38.5mmのコンパクトケース
556シリーズ

 日本への本格的入荷が先月だったため、2023年のランキングにはまだ入っていませんが、同じ356シリーズから昨年9月に発表したシリーズ誕生25周年を記念した500本の限定モデル「356.FLIEGER.KLASSIK.JUB」は、2024年のランクインが必至です。

556シリーズ

 ジンがアニバーサリーモデルで採用するアンスラサイトカラーをベースにしたダイヤルは、2つのインダイヤルが横に並んだバイコンパックススタイルが左右対称のスマートなクロノグラフです。ハイドーム型のサファイアクリスタルや限定モデルならではのダイヤル12時位置のアプライドスタイルのロゴマーク、ロジウム仕上げを施した針が美しさを際立たせています。

2556.F-4.II

556.F-4.II

ファントムの特別塗装機をベースにした
ダイヤルデザイン

556.F-4.II

F-4ファントムⅡを装備した8つの飛行隊マーク

556.F-4.II

ローターにはスプークとシリアル番号入り

556.F-4.II
556.F-4.II
556.F-4.II

 ジェット戦闘機F-4ファントムⅡの日本での退役を称えた日本限定のパイロットウォッチで、2021年のアラビア数字のインデックスを備えた「556.F-4」に次ぐ第二弾です。この「556.F-4.II」は飛行部隊のマークを8つもダイヤルに備えるというジンのコレクション中でも異彩を放った存在で度肝を抜くようなダイヤルデザインが特徴ですが、その名の通り人気の556シリーズをベースとしているため、プロフェッショナルの要求にも応える優れた機能性と耐久性を備えています。シースルーバックから見えるローターに印されたファントム公認キャラクター「スプーク(Spook)」をはじめ、随所にファントムのエレメントをデザインしたアートピースです。

  • F-4ファントムII戦闘機退役記念モデル
  • 日本限定200本
  • ローターにはシリアル番号を刻印
  • 人気の556シリーズの限定モデル
  • 両面無反射サファイアクリスタル
  • サテン仕上げのステンレススチール製
  • シースルーバック
  • ローターにファントム公認キャラクター「スプーク」

3U50.DS

U50.DS

グレーのトーンに視認性が高い
白いインデックス

U50.DS

手作業によるスクラッチ加工は唯一無二

U50.DS

腕に当たらないよう4時位置に配したリューズ

U50.DS
U50.DS
U50.DS

 “傷だらけのダイヤルと傷が付かないボディーのダイバーズウォッチ”、これがまさに「U50.DS」を表すキーワードです。ダイヤルは手作業でスクラッチ加工されているため1点もののアートピースと言える時計ですが、500mという高い防水性を備えたダイバーズウォッチです。時計ケースとリューズにはドイツの鉄鋼・工業製品メーカーのティッセンクルップが現在世界で最も先進的な非原子力潜水艦であるドイツ海軍U212Aクラスの外殻のために開発した特殊鋼Uボート・スチールを採用しているため、海水との長時間の接触に耐性があります。ユニークなフォルムの針とインデックスは太く夜光処理の面積が広いため、暗所での視認性は抜群です。

  • 世界限定1,000本
  • 裏蓋にはシリアル番号を刻印
  • ダイヤルは1点1点手作業によるスクラッチ加工
  • ケースとリューズには海水耐性の高いUボート・スチールを採用
  • 耐傷性を高めるテギメント加工
  • 特殊結合方式により固定された逆回転防止ベゼル
  • 船級・認証機関DNVによる50気圧までの耐圧保証
  • 装着感を高めるため4時位置に配したリューズ

2024年がスタートし、今年もジンは意欲的な新作を準備中です。2月から始まるフランクフルト本社内での特別展示や4月のジュネーブでの「Time To Watches(タイム トゥ ウォッチ)」にて、今年最初の新作を発表予定です。それらの新作は必ずや今年の人気ランキングにも入ることと思います。

誰もが知る“ジン”の顔となるレギュラーモデルの数々に今年発表される新作が加わり2024年もジンの多彩なコレクションをお楽しみいただけること間違いなしです。

フランクフルト本社特別展示

2024年2月14日(水)~4月17日(水)
ジン本社内のアトリウムが美術館のような空間に生まれ変わります。2024年春の新作展示とともに、ジンの歴史にまつわる数々の写真や展示物を初公開します。
日本では、この特別展示と同時に公式サイトにて新作をご覧いただく予定です。

フランクフルト本社特別展示
フランクフルト本社特別展示
Time To Watches(タイム トゥ ウォッチ)

2024年4月10日(水)~4月14日(日)
会場:ジュネーブCampus HEAD
50社以上の時計メーカーが出展する展示会で、上記フランクフルト本社で発表する新作をここでもご紹介します。
Time To Watches 公式サイト:https://www.timetowatches.com/

Time To Watches(タイム トゥ ウォッチ)
Time To Watches(タイム トゥ ウォッチ)