今や、「Sinn」というブランドを最も端的に表現したのがこの556シリーズです。パイロットウォッチ由来の確かな機能性が特徴で、程よいサイズ感と豊富なダイヤルバリエーションで人気のシリーズです。
- #01
- シンプルでスタイリッシュ、タイムレスな美しさ
- #02
- 圧倒的に高い視認性
- #03
- シースルーバックでありながら20気圧の防水性能
ジンのメールマガジンにおいて、この時期恒例となりました「ジンの人気ランキング」を発表いたします。昨年販売した時計の種類は152種類で、ジンのコレクションに如何にたくさんのモデルがあるかが伺える数字です。今年は限定モデルも含めたランキングを集計しました。同じ切り口で集計した2022年のランキングも併せてご紹介いたします。
2023年 | 2022年 | |
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1 | 556シリーズ | 556シリーズ |
2 | 356シリーズ | EZM3シリーズ |
3 | EZM3シリーズ | 103シリーズ |
4 | U50シリーズ | U50シリーズ |
5 | 103シリーズ | 104シリーズ |
6 | 104シリーズ | 856シリーズ |
7 | U1シリーズ | U1シリーズ |
8 | 856シリーズ | EZM1.1シリーズ |
9 | UXシリーズ | EZM13シリーズ |
10 | EZM13シリーズ | 6000シリーズ |
今や、「Sinn」というブランドを最も端的に表現したのがこの556シリーズです。パイロットウォッチ由来の確かな機能性が特徴で、程よいサイズ感と豊富なダイヤルバリエーションで人気のシリーズです。
昨年のランキングと比較してみると今年は356シリーズが、昨年はEZM1.1シリーズがランクインしていますが、それぞれの年に発表した限定モデルがこのランキングに大きく影響しています。ただし、それ以外の10シリーズはほとんどが同じですので、これらがジンを代表するシリーズと言えますが、それでも152種類ものモデルが売れているのは、タフだけれど他の人とかぶらないこだわりの時計が欲しいというご要望の表れでしょうか。
ジンでは毎年ユニークな限定モデルが発表されますが、昨年も9種類の新作のうち限定モデルは5種類ありました。2023年に販売した152種類の時計のうち限定モデルは41種類もあり、全体の販売本数の約37%を占めています。ジンの限定モデルは注目度が高く、人気のモデルだと発表から数日でドイツのジン社からは完売のアナウンスが来ることもあります。2023年の限定モデルのトップ3は以下の通りです。今ならばまだ入手できる正規店もございます。
ユーロコプターに搭載されたジン社製オンボードクロックのイエローカラーを針やインデックスに採用した日本限定100本の“ユーロフリーガー”シリーズのクロノグラフです。2000年の「356.EURO FLIEGER」、2007年の「356.EURO FLIEGER.II」に続く第3弾で、IとIIにはなかったスモールセコンドを搭載ししており、このスモールセコンドに施されたブラックライト下で光るイエローの蛍光塗料が特徴です。さらに暗所での視認性を考慮して、時・分針とインデックスには蓄光型のスーパールミノバを採用しています。このスーパールミノバのイエローは、蛍光イエローよりワントーン淡い色味で、スモールセコンドを際立たせています。
日本への本格的入荷が先月だったため、2023年のランキングにはまだ入っていませんが、同じ356シリーズから昨年9月に発表したシリーズ誕生25周年を記念した500本の限定モデル「356.FLIEGER.KLASSIK.JUB」は、2024年のランクインが必至です。
ジンがアニバーサリーモデルで採用するアンスラサイトカラーをベースにしたダイヤルは、2つのインダイヤルが横に並んだバイコンパックススタイルが左右対称のスマートなクロノグラフです。ハイドーム型のサファイアクリスタルや限定モデルならではのダイヤル12時位置のアプライドスタイルのロゴマーク、ロジウム仕上げを施した針が美しさを際立たせています。
ジェット戦闘機F-4ファントムⅡの日本での退役を称えた日本限定のパイロットウォッチで、2021年のアラビア数字のインデックスを備えた「556.F-4」に次ぐ第二弾です。この「556.F-4.II」は飛行部隊のマークを8つもダイヤルに備えるというジンのコレクション中でも異彩を放った存在で度肝を抜くようなダイヤルデザインが特徴ですが、その名の通り人気の556シリーズをベースとしているため、プロフェッショナルの要求にも応える優れた機能性と耐久性を備えています。シースルーバックから見えるローターに印されたファントム公認キャラクター「スプーク(Spook)」をはじめ、随所にファントムのエレメントをデザインしたアートピースです。
“傷だらけのダイヤルと傷が付かないボディーのダイバーズウォッチ”、これがまさに「U50.DS」を表すキーワードです。ダイヤルは手作業でスクラッチ加工されているため1点もののアートピースと言える時計ですが、500mという高い防水性を備えたダイバーズウォッチです。時計ケースとリューズにはドイツの鉄鋼・工業製品メーカーのティッセンクルップが現在世界で最も先進的な非原子力潜水艦であるドイツ海軍U212Aクラスの外殻のために開発した特殊鋼Uボート・スチールを採用しているため、海水との長時間の接触に耐性があります。ユニークなフォルムの針とインデックスは太く夜光処理の面積が広いため、暗所での視認性は抜群です。
2024年がスタートし、今年もジンは意欲的な新作を準備中です。2月から始まるフランクフルト本社内での特別展示や4月のジュネーブでの「Time To Watches(タイム トゥ ウォッチ)」にて、今年最初の新作を発表予定です。それらの新作は必ずや今年の人気ランキングにも入ることと思います。
誰もが知る“ジン”の顔となるレギュラーモデルの数々に今年発表される新作が加わり2024年もジンの多彩なコレクションをお楽しみいただけること間違いなしです。
2024年2月14日(水)~4月17日(水)
ジン本社内のアトリウムが美術館のような空間に生まれ変わります。2024年春の新作展示とともに、ジンの歴史にまつわる数々の写真や展示物を初公開します。
日本では、この特別展示と同時に公式サイトにて新作をご覧いただく予定です。
2024年4月10日(水)~4月14日(日)
会場:ジュネーブCampus HEAD
50社以上の時計メーカーが出展する展示会で、上記フランクフルト本社で発表する新作をここでもご紹介します。
Time To Watches 公式サイト:https://www.timetowatches.com/